じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

信州の山に登ろう!~日本百名山「四阿山」編

みなさん、こんにちは! 地方事務所のサイクリストKです。

今回は、菅平高原にある日本百名山「四阿山(あずまやさん)」の様子をご案内します。

四阿山には、5月末に登っていますので今シーズンは二度目の登山。 前回は四阿山の山頂にある「山家神社 奥宮」の建替え用資材の「荷揚げ登山」に参加したのですが、新しい神社が完成し、「竣工祭を山頂で行うということで、再び登ってきました。

荷揚げ登山の様子はこちらですhttps://blog.nagano-ken.jp/josho/info/11166.html

「四阿山」への登山口はいくつかありますが、今回は「菅平牧場」からスタート。サイクリストらしく? 登山口までロードバイクで走り、そこでトレッキングシューズに履き替えて山に向います。自転車で上ると菅平牧場内の坂道がけっこうキツイですよ・・・(笑)

登山口は「根子岳」と「四阿山」の2コースに分かれています。放牧されている牛を眺めながら牧場を歩いて、「四阿山の登山口」から山に入ります。

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牧場の横を流れる「大明神沢」を渡り、涼しい森の中の登山道が続きます。 このルート、根子岳への登山道と比較すると、山腹まではガレ場が少なく、斜度も緩い歩きやすい登山道です。

やがて周囲の木々が少なくなってくると、南方面に烏帽子岳湯の丸山篭ノ登山がよく見えます。

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ルート沿いには、「小四阿」「中四阿」の二つのピークが現れます。中四阿大きな岩山で、ここまで来ると目の前に四阿山の山頂が、また、北を向くと「根子岳」の丸い稜線を眺めることが出来ます。

根子岳との分岐点のある広場まで登ると、目の前に木階段が現れます。終盤の階段上りはけっこうキツイのですが、ここまで登れば山頂まであと少しです。

rasutokaidan

四阿山頂(2354m)に到着すると、新しい木造の「奥宮(西宮)」が現れます。大勢のボランティアが汗を流して運んだ、木材や砂利を使った神社です。栗の木を使った社殿は立派なものですよ!

山家神社宮司の押森さんや、荷揚げ登山の時に一緒だった方々とも再会し、地元の方にお神酒をいただきました。

群馬県側にある奥宮の「東宮」にも参拝しました(山頂には、東西に二つの神社があります。)。 こちらも同じように建替える計画があるそうで、荷揚げ登山があるようなら、その時には再び参加したいと思います。

山頂は曇り空。 あまり景色は期待できない状況ですが、せっかくなので隣の「根子岳」へ縦走することにして、分岐点から根子岳方面へ下ります。

四阿山の北斜面は急斜面、木の根っこや大きな石を階段代わりにして下ります。 また、地面も湿っていて滑りやすいのでご注意を。

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森を抜けて鞍部まで下りると、目の前には広々とした笹の草原が現れます。晴れていれば、眺めの良い稜線歩きを楽しめる絶景ポイントなのですが、残念ながらガスに覆われていて周囲は真っ白。それでも緩やかに登る草原歩きは楽しい区間で、途中で現れる岩山や、「大隙間」と呼ばれる大きな岩の隙間を通り抜けるルートもあり、コースは変化に富んでいます。

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根子岳山頂(2207m)も霧の中。先ほど、中四阿から眺めた時には晴れていたのに、これが山の天気・・・ちょっとだけ休憩して、お天気が崩れる前に下山します。

根子岳山頂から菅平牧場までのルートはが多く、下りでも時間がかかります。 白樺林を抜けて展望台まで下りてきたところで、ようやく霧も晴れてきて、菅平高原を一望することが出来ました。

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