GWに入り諏訪地方でも汗ばむ陽気の日が出てきました。

みなさんも海や山など様々なところに行楽に行かれると思います。

その中でも今回は八ヶ岳へ登山に行かれる方は注目です。

八ヶ岳では昨年のＧＷ期間中2件の山岳遭難事故があり、うち１件が死亡事故となってしまいました。

諏訪地区山岳遭難防止対策協会では、山岳遭難事故防止に備えてＧＷ期間中、様々な取組を実施しています。 その取組の一つとして、どのような山でどのような遭難が多く発生しているかがわかるように季節ごとの遭難発生マップを登山相談所周辺や山小屋に配布をし、掲示等していただくようお願いしています。また、5月2日からはタクシー、バスを利用する登山者に対して安全登山ガイドを配布していく予定です。

諏訪地方事務所のHPでもこちらから遭難発生マップ等を確認できます！ この他にも諏訪地区山岳遭難防止対策協会では、4/25、5/2～3は奥蓼科、美濃戸の登山相談所で登山届の提出や登山時の注意点などについての呼びかけも行います。

また、5/2～4に八ヶ岳に入っての巡回パトロールも実施する予定です。

春山は、山岳地帯は冬山とほとんど変わりません。また、低気圧と高気圧が交互に近づくため、天候が短期間、短時間で変化します。

また、雪上でスリップによる転倒、滑落、気温上昇による雪崩、急激な天候変化（気温低下）による道迷い、低体温症、凍傷に注意しましょう。

(美濃戸口登山相談所）

（奥蓼科登山相談所）