こんにちは。
商工観光課です。

突然ですが、歴史好きですか？
私は、ロマンを感じたり、昔の情景が想像できるので好きなんですよね～。

諏訪地域は、諏訪大社に代表されるように歴史的な価値のあるものが多くあります。
そこで今回は、ちょっとマニアックにすごい石仏を２か所紹介します！

1か所目は、万治の石仏です。

なんだかミステリアスな形をしているでしょう。
この石仏は、諏訪大社春宮の境内からすこし歩いたところにあります。

1657年、春宮の大鳥居を奉納しようとした際、この石を使おうと思った石工たちは、ノミを入れました。すると血が流れ出てきたのです。それに驚いた石工たちは大鳥居の建設をやめ、石仏にしたという伝説があるようです。

ちなみに万治の由来は、万治３年と刻まれているからだそう。
お参りの方法もちょっと独特なんですが、詳しくは実際に行って試してみてください！
石仏のところに方法が書かれている看板があるので迷うことはありません！

春宮を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

さてさて2か所目は、温泉寺にある守屋貞治の仏像です。
ここには高遠石工稀代の名工と呼ばれる守屋貞治の作品が多く置いてあります。
高遠石工は、江戸時代に高遠で栄えた石材加工職人の集団のことです。

守屋貞治の仏像はどれもうつくしく惹かれるものばかりですが、なんと温泉寺には最高傑作と言われる仏像があるんです！
それがこちら！

写真でもこの美しさが伝わるでしょうか？
実物は温泉寺の敷地内にあるのですが、敷地が広い中にひっそりと佇んでいるのでぜひ探し出してみてください。（ちなみに敷地内には、最高傑作含む３体の仏像が置かれています。）