2022.12.14 [ 【口】諏訪の”食” ]
「おしなそば」
こんにちわ!諏訪農業農村支援センターのSです。
11月中旬に某新聞の「信州伝統野菜「上野大根」を使った「おしなそば」完成。11月30日から9店舗で提供」という記事を見て、提供している某店舗に伺いました。
店舗ごとに提供スタイルや価格は異なるということでしたが、伺ったお店は、冷たいそばの上に信州の伝統野菜「上野大根」のおろしがたっぷりと乗ったぶっかけスタイルでした。(あぶった味噌が添えられていましたので、一緒にいただきました。)
上野大根は、寛永年間(1,624年~1,645年)頃から、諏訪市上野地区で栽培されており、当時諏訪地方を治めていた高島藩の特産品で強い辛みと硬い歯ごたえが特徴で、昔から漬物として親しまれてきたそうです。
今回、地元を盛り上げるため、諏訪の新しい名物となればと「おしなそば」に取り組まれたということでした。
また、「おしなそば」命名の由来をお聞きしたところ、江戸時代に「信濃」のことをに「おしな」と呼んでいたそうで食後の蕎麦湯を飲むことを、当時「おしな湯」と呼んでいたそうです。そのほか地域のお蕎麦にまつまる様々なエピソードを踏まえて「おしなそば」と命名したということでした。
今回、伺ったお店では、収穫した大根がなくなり次第終了となるそうです。
信州の伝統野菜「上野大根」と諏訪地域のお味噌を合わせて食べる「おしなそば」を皆さんもこの機会にご賞味いただきたいと思います。
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