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諏訪湖アートリング第8回「諏訪市博物館」

シリーズでお送りしている諏訪湖アートリング協議会加盟の美術館・博物館紹介コーナー。
第8回は「諏訪市博物館」です。

諏訪地方は、御柱祭で知られる諏訪信仰をはじめ、さまざまな文化をはぐくんできました。博物館ではこれら諏訪の風土と歴史を分かりやすく展示してます。
また、特別企画展「諏訪のおひなさま」が3月31日まで展示されます。

<常設展示1>
諏訪信仰の歴史を時代順に紹介。
円柱状のガラスケースには遺跡や古墳から出土された遺物など、各時代の信仰の対象となったものが展示されています。
 

「木造五智如来座像」
神仏習合、廃物毀釈の歴史を語る重要な資料。

「大隅流と立川流の建築彫刻」
精巧な技術が施された建築彫刻は、見る者を呻らせます。
 

<常設展示2>
自然と共に暮らし自然の中に神を実感してきた諏訪の人々の暮らしを「湖」「里」「山」「人」に分けて紹介。
このアーチを通ると「御神渡りの音」を聞くことができます。氷にひびが入る音、氷が割れはじめる音、氷が裂ける時の音の順に体感してください。

ところで皆さん「諏訪湖の御神渡り」や「宝殿の天滴」など、博物館で紹介されている「諏訪の七不思議」をご存知でしょうか?
七不思議というと怪談話をイメージする場合がありますが、「諏訪の七不思議」は諏訪大社で言い伝えられている不思議な現象や神事の内容を表します。
諏訪大社参拝のご参考までに。

<特別企画展:「諏訪のおひなさま」(3月31日まで展示)>
国内最大級の古今雛である清昌院の雛人形を中心に、江戸時代から近現代までの雛人形が展示されています。
また、貴重な雛人形をできるだけ長く当初の状態のまま保存するためには、劣化を少しでも食い止める必要があることから、雛人形は2年に一度の展示とのこと。ぜひ!この機会に足をお運びください。
 

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