2018.03.02 [ 南信州の林業 ]
南信州鳥獣害対策アカデミーで三重県式のサル対策技術講演会を行いました
林務課です。
平成29年度から開始したこのアカデミーですが、今回が10回目となりました。
2月23日(金)に実施されたアカデミーは、三重県の各地で行われている遠隔装置を使用したサル対策などの講演会で、40人もの方にご参加いただきました。
南信州地域でもサルの被害対策はかなり行われていますが、農林業被害額はなかなか減らず、サルの出没も多く、重要な課題となっています。
今回のアカデミーでは、地元住民・研究者・行政が一緒に取り組んで大きな成果を得た手法について、その担当者からお聞きしました。
重要なことは、「しっかりとした事前調査でサルの群れを調べる」「対策は、地元住民が当事者意識を持って参加する」など。
最新の捕獲機材を導入する前にも出来ること・必要なことが多くあります。
参加者からも質問等が出て、大変参考になる内容でした。
よく「捕ればいいじゃないか」と主張する人もいますが、捕獲するだけではなかなか被害がなくなりません。
同様のお話をすることもできますので、サルの被害に困っている地域は、ぜひご相談ください。
問い合わせ先 南信州地域振興局 林務課 林務係 担当 久保田(電話 0265-53-0423)
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