こんにちは! 農地整備課です。
今回は喜ばしい報告をさせていただきます。なんと、当課職員が2025年度(第74回)農業農村工学会賞【優秀技術リポート賞】を受賞しました。
農業農村工学会賞は、会員数1万人以上を有する(公社)農業農村工学会が、農業農村工学分野における優れた技術開発等に貢献した個人や団体を表彰する制度です。昭和26年に創設された歴史ある賞であり、農業農村工学の分野における最高位の賞です。優秀技術リポート賞は、農業農村工学に関する学術または技術についての優秀な業績に対する賞となっております。
さて、受賞者ですが、農地整備課、若手期待の星、三浦広大技師です。
論文要旨ですが、中山間地域が多い長野県には急勾配の用水路が多く、農業用水の安定的な取水が課題となっています。対策として流下水をクッションとして減勢することで、騒音や振動を軽減し、維持管理の容易な安定的な取水を実現したものです。
受賞者自らが、計画・設計の段階から施工段階まで一貫して携わった報告で、新技術導入の課題解決にあたっての有用な事例として評価されました。
若手技術職員が、地域課題解決のため新しい技術の開発に向けて積極的に取り組んだ成果が認められました。
今回の受賞が、中山間地域の多い県内で普及するきっかけになればいいですね。
おめでとうございます。🙌
県では引き続き、各種研修制度の充実を図るなど、職員が主体的に学び続けられる組織づくりを推進してまいります。
※参考資料:★直角V字型減勢工による側方取水の設計と施工_長野県農地整備課_三浦広大
※南信州地域振興局プレスリリース:07_農業農村工学会賞(農地整備課)プレスリリース
この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 農地整備課 TEL:0265-53-0420
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