2019.07.10 [ その他南信州の観光・自然・花 ]
南信州の今月の花「ブルーベリー」
南信州農業改良普及センターのHです。
今回紹介するのはブルーベリー!と言ってもブルーベリーの「花」ではありません。「実付きの枝」が花木として出荷されているのです!
花木として出荷するための品種があるわけではなく、普通に食用に栽培しているブルーベリーの枝を、まだ完全に紫色に熟す前に切って出荷します。
今回は飯田市上村下栗のNさんのほ場を撮影させていただきました。
Nさんは、枝ブルーベリーの出荷に取り組んで3年目。年々出荷量を増やしているとのことです。
出荷ピークは6月。取材したときは、出荷終盤でしたが、たわわに実ったブルーベリーが出荷されていました。。
50㎝~110㎝の規格で水揚げをして、エコゼリーなどで乾燥防止したものを、段ボール箱に入れて出荷します。関東方面中心に出荷され、主にフラワーアレンジメントの花材として使われるそうです。
その年に出荷しなかった枝のブルーベリーは、紫色に熟したあと、自家用に食べたり、直売所に出荷したりします。
さらにブルーベリーの葉は綺麗に紅葉するため、秋の花材としても需要があります。
JAみなみ信州からは何種類もの花木が出荷されています。その中でもブルーベリーは、夏の涼を感じさせる花木として、赤や黒に熟す前の緑色の実が付いたところで出荷するものが人気で、出荷量は年々増加傾向です。
これからも、いくつか紹介させていただきたいと思いますので、お楽しみに!
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