こんにちは、南信州地域振興局農政課です。

平成30年7月5日(木)に飯田市大瀬木の三尋石集畜場で第69回下伊那子山羊共進会・子山羊市場が開催されました。

子山羊市場は県内で唯一南信州地域のみで開催されており、さらに、出品される全ての子山羊が登録された血統書付きの日本ザーネン種であるのは日本で唯一です。

子山羊市場に先立ち子山羊共進会が開催され、今年は雌33頭、雄7頭が出品されました。

審査は畜産技術協会や飯田家畜保健衛生所の職員らが審査員となり、出品された山羊の体格や骨格、毛並みなどを審査し、7頭が表彰されました。

特別優秀賞を受賞した雌雄2頭はいずれも山羊部会長で阿南町の城田政治さんの出品で、そのうち雌の子山羊が長野県知事賞に選出されました。

受賞された皆さん、大変おめでとうございました。

※左が雌、右が雄山羊です

※県知事賞を受賞された城田政治さん(左)

共進会後に行われたセリには、北は岩手県から南は大分県まで、購買者約20名が参加しました。

本年の出品頭数は昨年より20頭少ない40頭で、全てが落札されました。

全体の平均価格は118,243円(税込)となり、昨年に続き高値となりました。

近年はペットとしての需要も高まっている山羊。皆さんも来年はかわいい子山羊を見に来てはいかがでしょうか。