2018.07.14 [ その他南信州の観光・自然・花 ]
南信州の今月の花「リアトリス」
農業改良普及センターのHです。首が長いことから?別名「麒麟菊(キリンギク)」とも呼ばれているこの花はリアトリスと言いますが、皆さんご存知でしょうか?南信州では農家で栽培され、東京盆(7月)の盆花として、関東方面へ出荷されます。南信州では8月にお盆の行事を行いますので、ちょっと変な感じもします。
↑ 下條村のほ場で撮影させていただきました。
今年は、例年よりもずいぶん早く、6月下旬に出荷が始まってしまい、東京のお盆の需要期を外してしまうのではないかと心配されました。しかし、収穫が始まってからの生育は進まず、ちょうど7月上旬に出荷のピークを迎えることができました。今年も56万本余りの出荷が予定されています。
↑ 最頂部の花が開花した頃、出荷します。
↑ JA選花場では、念入りにチェックが行われています。
量販店などで販売される盆花の花束の中で見かけられたら、それは南信州産かも知れません。リアトリスの出荷が終わると、今度は8月のお盆に向けたホオズキの最後の仕上げに忙しくなります。
↑ この日は山野草(ウチョウラン)も出荷されていました。梅雨も明け、南信州地域も厳しい暑さに見舞われています。
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