2015.07.02 [ 南信州の観光・自然・花 ]
秘境の渓谷「遠山川」を下る~カヤックに乗って自然を満喫!~
いよいよ7月、みなさんは夏休みの計画はもう立てましたか?
南信州の夏と言えば、山! 高原! 川!とアウトドア満載です。
この夏は南信州でアウトドアにチャレンジしてみませんか?
今回は夏のアウトドアアクティビティの一つ、カヤックに乗って川下りに行ってきましたのでご紹介します。
南信州の代表的な川と言えば天竜川ですが、今回紹介するのは「遠山川」。
南アルプス聖岳を源流とし、秘境と言われる「遠山谷」を流れる天竜川の支流です。
上村川が合流する南信濃木沢地区より上流の約10Km区間をダウンリバーしてきました。
聖岳の登山口である易老渡方面へ狭い道を落石に注意しながら進むと、途中、日本のチロルと呼ばれる下栗の里の集落が遠望できます。
これだけでも見る価値あり!
さらに奥へと進み、北又沢と遠山川の合流地点にある北又渡発電所付近から遠山川の川面に降りました。
ここから木沢地区までは川沿いの道がなく、普通では見ることができない区間です。
今日は県内外から20名近いカヤッカーが集まりました。
深いV字谷の底を流れる遠山川は川幅があまりなく、雪解け水で水量が増して急流が続くので十分注意が必要です。
2Kmほど下ったところに今回のコースの最難関ポイントがあり、ここは一旦カヤックから降りて河原を歩き、安全を確認してから下ることにします。
と、なにやら大きな岩の間に見慣れぬ不自然な物体が・・・なんですかコレは!?
近づいてみると・・・ギョギョッ!?
ハシゴ状になった鉄骨の四隅に小さなタイヤが・・・
なるほどこれがラダーフレームとかいう自動車のシャシー形状のことでしょうか。
自然のパワーを垣間見る恐ろしい光景です。
ほかにも切れ落ちた吊り橋のワイヤーが水面までぶら下がっていたり、倒木がコースを遮っていたりと危険物がチラホラ、こうした危険箇所を避けながら激流を下ります。
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