2015.04.03 [ 南信州の観光・自然・花南信州のイベント南信州の伝統・文化・史跡 ]
「善光寺だけでは片詣り 」 ~元善光寺 御開帳の春!
こんにちは!商工観光課です。
七年に一度の盛儀「元善光寺御開帳」がいよいよ始まります!
(平成27年4月5日(日)から5月31日(日)まで)
元善光寺(飯田市座光寺)は、御承知のとおり、今から1,400年以上前の推古天皇の時代、
今の善光寺御本尊様(一光三尊阿弥陀如来像)を難波の堀からお迎えした本多 善光公の
誕生地「信州麻績の里」であり、善光寺信仰起源の地であります。
その後御本尊様は、勅命によって、善光公の名をとって建てられた「善光寺」(現在の長野市)
に遷座されましたが、その折りに仏勅によって「月の半ば十五日間は必ずこの麻績の古里に帰り
きて衆生を化益せん」というご誓願を残されたため、感激した本多 善光公は本尊と寸分違わぬ
木彫りの尊像を造り、元善光寺の御本尊として安置しました。
これが、長野の善光寺と飯田の元善光寺の両方にお詣りしなければ ”片詣り”と昔から言われる
ゆえんであります。
前回の御開帳(平成21年)では、元善光寺で約40万人の善男善女の皆さんが、御本尊様と
結縁を結ばれました。
3月27日には、境内に白い布で覆われた回向柱(えこうばしら)が立てられました。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404