こんにちは。建築課TFです。建築課では、下伊那地域のふるさと信州風景百選を随時ご紹介していきたいと思います。

ふるさと信州風景百選とは

長野県では、美しい農村風景を再発見し、次世代に継承していくために、県内にお住まいのみなさまから心に残る信州の風景写真を募集しました。その中から、「信州らしさ」を実感できる103の「ふるさと風景」を選定しました。

下伊那地方事務所管内では15箇所選定されており、風景を通してその土地特有の生活文化を実感することができます。

くわしくはこちら→http://www.nagano-tabi.net/view100/

さて、今回訪れた下栗の里の全景がこちら↓

一度は目にされた方もいらっしゃるのではでしょうか。

「日本のチロル」とよばれる下栗の里は、最大傾斜３８度の斜面に開かれた小さな集落です。曲がりくねったヘアピンカーブの間を縫うように住宅や畑があり、ここで住む人々の生活の一部を垣間見ることができます。急峻な美しい山々と小さな集落から成るこの光景はまさに日本の原風景といえるでしょう。

この地で有名な食べ物が信州の伝統野菜にも指定されている「下栗いも」。同じくこの地で採れるえごまを使ったえごま味噌との相性は最高で、田楽で食べるのが名物になっています。

実は、この下栗の里には民宿もあり、宿泊することもできるのです。美しい山々の風景、セミや鳥の鳴き声、風の音に囲まれながら、この地に住まう方々と話をし、素朴ながらも温かみのある料理をいただく、とても贅沢な時間を過ごすことができます。時間が経つにつれて変化していく空や山々の様子を眺めるのも風情があります。

時間がある方、または下栗を満喫したい方にはおススメです！

↑下栗の夕暮れ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑民宿のお料理(右上が下栗いもの田楽)

下栗の里を含めた遠山郷には、景色が美しく、天体観測もできるしらびそ高原、昔ながらの木造校舎の木沢小学校など様々な魅力がある地域です。南信州にお越しの際には、お時間をつくって足を運んでみるのはいかがでしょうか。