2014.03.11 [ 飯田合庁だより ]
北陸新幹線飯山駅を訪ねて(リニア新駅勉強会)
こんにちは。建築課です
飯田にリニアの駅が!ということで、来年度末、北陸新幹線が開業する飯山市へ、景観形成住民協定の方々と一緒に研修会に行ってきました。(少し前のお話です)
現在、下伊那管内では、飯田市に3つ、高森町に2つ、阿智村に1つ、計6つの「景観形成住民協定」が県知事により認定されています。
あまり聞き馴染みのない方もいると思うので、「景観形成住民協定」とは何かをご説明します
「景観形成住民協定」とは、地域の住民の皆さんが、景観づくりのために、一定の区域の建物の色彩や形態などの外観、緑化などに関しての自主的なルールを定め、皆でそれを守り育てるための協定です。
現在、6つの協定地区で協議会をつくり、毎年事例研修会ということで、景観やまちづくりに積極的に取り組んでいる先進地にお邪魔しています。
今回は、新幹線の新駅建設において、飯田市のリニア駅建設にも応用できることがあれば・・・ということで、飯山市へ事例研修会に行ってきました
はじめに飯山市の職員の方から、新駅の建設についてお話をお聞きしました。
市施行による土地区画整理事業により、駅前広場や駅に通じるアクセス道路の整備をしたとのことでした。
現時点での計画をもとに作成した駅前広場、駅舎、都市施設の3Dシミュレーションを見させていただきました。
この3Dシミュレーションは飯山市公式サイトにて、どなたでも見ることができますので、興味のある方はぜひご覧ください
そして、実際に建設中の新駅が見下ろせるところへ連れて行っていただきました。
右側にあるのが新駅です。
駅前を整備しているのが見えます。
トンネルを抜けた駅の反対側です。
このまま新潟県へ延びていきます。
新幹線とリニアでは違うと思いますが、飯田にもこれに近いものができるのかと思うと、ちょっとわくわくしますね
また、飯山市にも景観形成住民協定があり、新駅を見学した後、協定のある愛宕地区へも連れて行っていただきました。
寺のまち飯山。その中でもお寺が多いこの地区は、歩道の雁木を整備しているそうで、写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、とても一体感のある地区でした。
飯山市の新駅は、現在の飯山駅のすぐ南側に設置されます。一方飯田市の新駅は飯田駅から離れた場所へ設置される予定です。地域に違いがあり、そのまま活かすことは難しいと思いますが、ひとつの参考になれば・・・
リニア駅が建設される地区も、それ以外の地区も、今後ともよりよい景観を形成していけたらと思います
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