2013.05.10 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
大鹿歌舞伎春の段~南信州マジカルミステリーツアー②~
5/3(金)大鹿歌舞伎春の定期公演が大磧神社で行われました。
大鹿歌舞伎は300余年前から各集落の神社の舞台で演じられ、今日まで伝承されてきました。
【ゆるキャラもさくらの女王、歌舞伎ボーイもお出迎え!】
今では春に大河原の大磧神社、秋に鹿塩の市場神社で定期公演が催されます。
映画「大鹿村騒動記」ですっかり有名ですよね。
出演された原田芳雄さん、そしてこの春には三国連太郎さんも鬼籍に入られ、この日は追悼公演としても行われました。
演目は「奥州安達原二段目 宗任物語の段」と「神霊矢口渡 八郎物語の段」です。
歌舞伎の筋がわかるのか?・・・というのはごもっともな疑問ですが、開演前に配られる粗筋のパンフとか見ていると、今こういうシーンを演じてるんだなぁとわかるんですよね、これが。
【奥州安達原二段目 宗任物語の段 見て、このおひねりの山】
この歌舞伎の魅力は、何と言っても地域の方が役者をはじめ語りを行う太夫や着付け・大道具などの裏方も担って、村全体で盛り上げていること。
【神霊矢口渡 八郎物語の段 カ カッコいい】
そこらにいるおじさんやお姉ちゃんたちが全ての準備をし熱演を繰り広げるのでした。
観客もまた掛け声やおひねりを投げることによって、舞台と一体となっています。
【よー、おシャシャのシャン!】
最後は出演者、スタッフ全員が舞台に上がり、おシャシャのシャン!で大団円
秋の公演が待ち遠しいものです。
◇大鹿歌舞伎の定期公演日
・春の公演 5月3日 正午より 大磧神社
・秋の公演 10月第3日曜日 正午より 市場神社
【大磧神社の位置】
<地域政策課>
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