2023.02.24 [ 南信州の林業 ]
「令和4年度南信州元気な森フェスタ」が行われました。
こんにちは、林務課のTです。
まだ寒い日々が続いていますが、木々には小さな芽吹き、そして足元には福寿草。
春の足音が聞こえるようですね
さて、去る2月15日、南信州地域振興局と下伊那山林協会主催のもと「令和4年度 南信州元気な森フェスタ」が行われました。
このフェスタは2部構成なのですが、まずは南信州地域の森林・林業の発展に貢献された方々に対する表彰式からスタートです。
こちらは、「令和3年度全日本学校関係緑化コンクール」において「凖特選 国土緑化推進機構会長賞」を受賞なさった飯田市立竜丘小学校の受賞風景です。
竜丘小学校は、天竜川の景勝地、鵞流峡(がりゅうきょう)の景観を守るため、平成28年から竹林の整備や環境美化活動に取り組んでおり、さらには大人と一緒に竹林のタケノコからメンマを作って販売する活動も行っていらっしゃいます。
他にも長野県ふるさとの森林づくり賞、南信州元気な森林づくり賞、林業関係ポスターコンクール、乾(ほし)しいたけ品評会の表彰も行われ、晴れやかな場となりました。
皆様、おめでとうございます
続いては、当地域の林業の振興に向けた「林業講演会」です。
なんと今回は高知県から講師の方々をお迎えいたしました!
株式会社とされいほく 石垣久志代表取締役副社長と岡崎春男事業課指導係長のお二人です。
演題は「当社における架線集材の実施状況と今後の課題」。
皆さん、「架線集材(かせんしゅうざい)」という言葉、お聞きになったことありますか。
林業関係の方でなければ、お聞きになったことはないのではと思います。
木を「伐り出す(きりだす)」という言葉は聞いたことがあると思うのですが、実は「伐る」だけではなく「出す」という作業がとても大変なのです。
木はとても重く、長いもの。
特に南信州の山林は急峻であるため、この「出す」のは大変なことなのです。
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