信州魅力発掘人 信州に魅せられ、活動する人たちの言葉には「信州の魅力」が凝縮されています。信州の魅力を掘り下げ、それを語る「信州魅力発掘人」。山の強さ、美しさ、厳しさ、素晴らしさを知る人たちが「山の魅力」を伝えます。

信州魅力発掘人

信州に魅せられ、活動する人たちの言葉には「信州の魅力」が凝縮されています。信州の魅力を掘り下げ、それを語る「信州魅力発掘人」。山の強さ、美しさ、厳しさ、素晴らしさを知る人たちが「山の魅力」を伝えます。

二地域居住×山の日サミット vol.1

- この場所、八ヶ岳っていうのは何かあったんですか?

キャンプに来て、楽しかったし、東京からのアクセスも良かった。中央道でまっすぐ行けば着くという親近感がありました。あとはもう、長野って有名な山が多いよね、八ヶ岳っていい響きだよね、くらいです。

- 意外と軽い感じで(笑)。

でも、前に勤めていた広告代理店を辞めるときに、最後3週間ほど有休を取ったんですが、5日間くらい八ヶ岳の唐沢鉱泉にこもったんです。それがすごく良くて。そのときに「八ヶ岳=いいところ」という刷り込みがされたのかもしれません。

- 実際に来てみて、どうでしたか?

来てみたら八ヶ岳の抜けのある感じがちょっとアメリカみたいだなって思いました。最初はそんなこと感じなかったんですけど。

- じゃあ、来てからは自然も山も満喫しながら。

それが思った以上に、山に行けない。結局、「森のオフィス」をオープンしてからは仕事で皆を連れて山へ行って戻ってくる、くらいしかできていないんですよ。向こうに住んでいたときは、月に1回必ず行っていたのに(苦笑)。

- まさかの、長野に来てからのほうが山に行けない状態。

おっかしいなあ…と思いながら。あ、でも、去年はスキーを2、3本、スノボも2、3本滑ってからここを開ける、というのを1回だけやりました。それはすごく良かったです。めちゃくちゃ目も覚めましたし(笑)。


残念ながら登山に行く回数は減ったものの、「森のオフィス」のスタッフと「山の日サミット」を企画した津田さん。昨年7月に開催した同サミットには県内外から約1500人が参加しました。次回は同サミットの発案者で、富士見町の地域おこし協力隊・松井彩香さんも交えて、お話を続けます。

PROFILE
神奈川県生まれ。幼少期はアメリカ・シアトルで過ごす。2001年、武蔵工業大学環境情報学部を卒業後、大手広告代理店に勤務。2011年末、電機メーカーに入社。移住を考え始めたころに富士見町の「テレワークタウン計画」を知り、「自分自身も移住したいし、この計画をプロデュースさせてほしい」と役場にメール。その流れで2015年から東京と長野県富士見町の二地域居住をスタートさせ、Route Design合同会社を立ち上げる。趣味は山と音楽。2児の父。

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