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ライチョウサポーターズスキルアップ講習会を開催しました

こんにちは、自然保護課です。

県鳥ライチョウの保護をボランティアで担っていただく「ライチョウサポーターズ」のみなさんを対象に講習会を開催しました。

ライチョウサポーターズは、市立大町山岳博物館の協力により平成27年度から養成を開始し、現在450名の方を登録しています。ライチョウを見かけた際に目撃情報を提供していただいたり、保護活動に参加していただいたりと、いろいろとご活躍いただいています。

このサポーターさんのスキルアップと交流を目的に、今回初めてスキルアップ講習会を開催し、約70名の方にご参加いただきました。

◆◆◆◆◆スキルアップ講習会のプログラム◆◆◆◆◆

日時:平成31年1月31日(木曜日)13時00分~15時30分

会場:長野県安曇野庁舎 講堂

内容:講演1「ライチョウ目撃情報の活用」 堀田昌伸氏(長野県環境保全研究所専門研究員)

   講演2「雷鳥写真家から見た、神の鳥の生態」 高橋広平氏(ライチョウ写真家・サポーター)

   活動報告1「南アルプス北岳でのケージ保護」 宇賀神志保氏(サポーター)

   活動報告2「火打山協働型環境保全活動」 山本篤子氏(サポーター)

堀田専門研究員の講演では、登山者から寄せられた目撃情報の活用方法やライチョウの雌雄の見分け方などを詳細に説明していただき、目撃情報の精度を高めるために非常に参考となる講演でした。

ライチョウ写真家の高橋広平さんの講演では、とてもきれいな写真を見せていただきながら、写真家ならではの視点でライチョウの興味深い生態について解説していただきました。

サポーターの宇賀神さんの報告では、南アルプス北岳で環境省が実施しているケージ保護に従事したときの作業の様子や感じたことなどを報告していただきました。

同じくサポーターの山本さんには、火打山で環境省等が実施しているイネ科植物除去作業に3年間参加した経験から、作業内容やそれによる植生の変化について報告していただきました。

会場の様子

生息地の現場で活躍しているサポーターさんのお話を聞く機会は今回が初めてでしたが、お二人のお話しからはライチョウに対する熱い思いがひしひしと伝わってきました。聞いていたサポーターのみなさんも共感されたのではないでしょうか。

今回受講されたサポーターのみなさんの更なるご活躍を期待しています。

★関連サイト★

長野県『ライチョウサポーターズ』養成事業について

https://www.pref.nagano.lg.jp/shizenhogo/kurashi/shizen/shizen/raityou.html

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