2013.11.06 [ レポート美ヶ原パークボランティアより ]
美ヶ原パークボランティアより:奥裾花自然観察会
こんにちは、ブログ編集スタッフです。
美ヶ原パークボランティアより寄せられた記事をご紹介します。
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【奥裾花自然観察会 Ⅰ さざれ石】
10月1日に美ヶ原を離れ
長野県北信地方の奥裾花渓谷自然観察会に参加してきました
テーマは地質の観察会です
3回に分けて記載します。
さざれ石に触ってきました。
図鑑では礫岩(れきがん)です。
小石どうしが大きな圧力で固まったものです。
小石の起源は北アルプスからきた砂岩やチャートなどです。
花の写真は
美ヶ原の岩場にはミヤマダイモンジソウがさいていますが
この礫岩の壁にはダイモンジソウがたくさん咲いていました
【奥裾花自然観察会 Ⅱ】
信州の海を見つけました
滑り台のような写真は少し凸凹していますが波の跡です。
石は砂岩なので浅い海にたまったもの
なぜ残っていたかは 林の写真で少し赤っぽく写っているのが 火山灰でこの海岸に大量につもり 凹凸をカバーしました
300万年前はここに海がありました
【奥裾花自然観察会 Ⅲ】
動くこと山の如し
美ヶ原も含め奥裾花もフォッサマグナの中にあります
北アルプス側の糸魚川静岡構造線(断層)と長野盆地西縁断層の間で東側から押されぐちゃぐちゃになった証の写真です
写真の黄線は地層が折れ曲がった谷の部分です
ところで
赤い実はガマズミ
色づき始めた丸い葉はオオカメノキ
PV BELLTREE
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