こんにちは、松本空港管理事務所のオスカー・マイクです。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、これまで開催を見合わせていた『信州まつもと空港見学会』ですが、新型コロナウイルス感染症対策を実施の上、長野県内在住者を対象に人数を制限して、7月26日(日)に開催しました!
今回の募集人員は、先着順で30名。「三密」を避けるため、これまでの150名から大幅に少なくしました。そのため、定員オーバーにより、参加をお断りした方も・・・。今回、参加できなかった方、ごめんなさい。次回の参加をお待ちしております。
新型コロナウイルス感染症対策として、人数制限だけでなく、さまざまな対策を行いました。
まずは、37.5度以上の方の有無の確認のための参加者全員の検温と手指消毒を。
また、参加者の皆さまに接触確認アプリのインストールをお願いしました。
受付場所は、これまでのターミナルビル内ではなく、「三密」を避けてターミナルビル北側駐車場に。受付も、1組ずつ行いました!
また、参加者にはグループごとに間隔をあけていただき、
説明者は、マスクとフェイスシールドを着用させていただきました。
まず、受付場所において、平成29年度の飛行場灯台の更新に伴い撤去した旧灯台を見学していただきました!
飛行場灯台は、高さ30mで回転しながら白と緑が交互に光り、空港の場所を知らせる灯火です。
旧飛行場灯台の見学後、間隔を空けながら、いよいよ空港の制限区域内に移動。
制限区域内では、まず、信州大学の信州ドクターヘリ松本を見学!
ドクターヘリは、お医者さんと看護師さんを乗せて患者さんのもとに向かって、患者さんの手当てをしながら病院に運ぶもの。
機体は、ドイツのユーロコプター式EC135P2+型で、人工呼吸器や心電図モニター等の救急医療機器の他、ストレッチャー、機外通信システム等が装備されています!
次に、消防防災航空センターで、消防防災ヘリコプターの仕事内容等について、説明を受けました。
その後、訓練用のホイスト装置〔先端にフックの付いたワイヤーで救助隊員が降下し、けが人等を救出する装置〕での救助訓練を見学。参加者の方にけが人役をやっていただきました🎵
また、救助のための装置の装着体験を行ったり、
消防防災ヘリコプターによる救助活動について、ご理解いただけたと思います!
次は、小型機を見学。
日本オーナーパイロット協会の方から、小型機について、説明を受けました。
その後、もう1機の小型機を見ながら、北エプロンの手前まで移動。
北エプロンに駐機してある県警航空隊のやまびこ1号を見学しました。
やまびこ1号は、エアバス式AS365N3型で、定員13名、全長13.7mのヘリコプターで、ホイスト装置〔ケガ人等の救出用ワイヤー巻き上げ装置〕やヘリコプターテレビシステムを搭載しています。
そのあと、化学消防車1号車の放水を見学。
化学消防車1号車の水槽は10,500ℓ。消火能力は6,000ℓ/分で、射程距離80m。
化学消防車からの放水は、大迫力でした!
胴体着陸時の火災を防ぐために事前に滑走路面に薬剤を散布するアンダートラックからの放水では、参加者の皆さまに水しぶきがかかってしまいましたが、実際の放水の迫力を体験いただけたと思います!
制限区域内の見学は、これで終了。
受付で参加者の皆さま全員に、記念品をプレゼント🎵
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