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【休館60日目】特別編・インターンシップ大学生による実習記録

2月18日(月)、休館中の営業日60日目です。

2月の前半に、松本大学で司書課程履修中の学生さんが当館で5日間の図書館実習を行いました。休館中につき、来館された方々への直接的なサービスに従事してもらうことはできませんでしたが、大掛かりな書架移動やイベント参加などを体験し、充実した実習になったようです。業務報告を書いてもらいましたので、ブログ記事特別編として掲載します。

本日のブログ執筆担当は、5日間のインターンシップで、県立長野図書館にお世話になっている松本大学の学生です。司書課程の科目の一つとしてだけでなく、学生の間に多くの経験を積んでおきたいという想いがあり、インターンシップの参加を決めました。

県立長野図書館は3階工事のため休館中ということでしたが、休館中ならではの特別な経験になると思い、この時期に依頼しました。初日の午前はガイダンスと、館長との懇談でした。ガイダンスでは、5日間に必要なことを漏れなく学びました。館長との懇談では、図書館に関する話だけでなく、僕が大学で必要になるかもしれないようなお話などもお聴きしました。あらゆることを知っている館長は素敵な方だと思いました。

この5日間の内、およそ半分の時間は、現在資料の再組織化が行われている2階の作業をやらせて頂きました。資料を一度別の箇所に移して、書架の分解・結合や移動を行ってから、資料の再配架を行う。これらの繰り返しでした。

例えば最初このような姿だった書架を、、、

このように変えました。ちなみに初日の話です。どこが変わったのだろうかと疑問に思うかもしれませんが、棚板と棚板の間の長さを見てください。大きい資料が下に配架できるようにしました。これで大きい資料に安全に触れやすくなると思います。

書架の扱いは、似た作業の過去の経験のおかげで難しさはありませんでした。しかし、ただただ地道で体力との勝負でした。それでも、「貴重な男手」だと何度もありがたいお言葉をいただき、大きなパワーとなりました。この再組織化が、より利用者さんのブラウジングの利便性の向上につながることを思うと、この作業に携わったことはとても光栄なことだと思います。休館が終わってから、一人の利用者として、再組織化の完成形を見た時に、ゆっくり余韻に浸りたいと思います。

また、2月9日には、県立長野図書館「信州・学び創造ラボ」アンカンファレンス#02に参加させていただきました。「議題内容から自分たちで決める」という形式は、初めての経験でした。自分が意見を思いつくか、思いついたものをためらわずに伝えられるかどうかという不安はありました。しかし当日は、同じ大学生のメンバーもいたので、安心して自分の意見を言えたと思います。それでも、僕が到底思いつかないような画期的且つ鋭い意見が多く飛び交っていて、自分の知識や経験がまだまだ不足していると思いました。最後に、各テーブルのまとまった意見を発表する場で、話す機会をいただきました。きれいにまとめることは難しかったけど、要点をしっかり話して、他の方に補足を(無理矢理)頼んで、まとまったと思います。空き時間には、大学生だけでなく図書館関係者の方々といろんな話をすることができて、素敵な時間でした。次回も確実に参加したいと思います。

向かって左の発表者が僕です

その他、蔵書の受け入れ、データ作成などの業務を経験させていただきました。どれも教室で学んだはずなのに、忘れかけていたこともありました。しかし、自分の手で経験したことで、一生忘れない知識・経験になったと思います。下の写真は、ポプラディアの使い方の練習をしています。

また、僕はちょうど一年前に、松本大学図書館での実習も経験しました。その時に思ったことは、「司書に必要な3つの力は、『知識』『チームワーク』『体力』」だということでした。今回のインターンでも、これら3つの力が重要性を再確認することができました。自分にはまだまだ足りないものだらけでしたが、皆様のおかげで5日間では足りないくらい、学びと楽しみで充実した経験になりました。ありがとうございました。

実習にあたった学生さんは3月1日のリニューアルオープン初日、当館を訪問してくれました。実習後の半月で閲覧室がどのように変化し、自分の手掛けた書架がどのように利用されているのか、じっくり確かめてくれたことと思います。関わってもらった作業はごく一部分ですが、職員の思いとともに、彼の汗も図書館の歴史となりました。

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