【休館44日目】閲覧室の大移動開始!

1月25日(金)、休館中の営業日44日目です。

バックヤード閉架書庫資料の大移動に目処がつき、本を動かすことのできるスペースができてきたので、みなさんが利用する開架閲覧室の改装に着手しました。数十万冊の本を動かす壮大なパズルの第2ステージが始まりです。

本を書架から降ろし書架を移動することをいくつかの部分に分けて繰り返していきます。今日は地域資料セクションの本を床に降ろしました。

単に場所を変えるだけでなく本を選び直したり閉架書庫に移したり、分類を組み合わせ直すことも同時にやっていきます。

今回の改装では本・情報との出会い、発見の体験を空間としてもデザインしようという目論見があります。

今までは、本が図書館の分類通りに並ぶ書架のある空間とそれらの資料を使う机がずらりと並ぶ閲覧スペースに分かれていました。

これを、何かを知ろうとする人の動機や道筋に添いながら、さらに関連する情報も発見できるように、6つのブロックに分けて本と人のいる場所をデザインし直そうというものです。

図書館の本は日本十進分類法(NDC: Nippon Decimal Classification)という体系で整理され、大きくは0-9の分類番号に仕分けされ順番に並べられています。

0 総記 ・1 哲学・宗教 ・2 歴史・地理 ・3 社会科学 ・4 自然科学 ・5 技術 ・6 産業 ・7 芸術 ・8 言語・9 文学 の10の分類は、学校の国語・算数・理科・社会・音楽・図工・体育と一緒ですね。

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