2020.12.28 [ 上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」 ]
2020年度 “上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」” が決まりました!!
12月15日(火)の放課後、上伊那SLA 生徒研究会(上伊那8高校の図書委員交流会)が
Zoomを使用してWebで行われ、2020年度 “上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」” の
大賞作品が発表されました。(今年度は座談会や最終投票は行いませんでした)
2020年度テーマ「希望」
大賞作品 『雨の降る日は学校に行かない』相沢沙呼 集英社
(画像は集英社文庫より)
【内容】
保健室登校にスクールカースト…学校生活に息苦しさ
感じている女子中学生の憂鬱と、かすかな希望を描き
出す6つの連作短編集。
< 投票した人のひとこと >
・教室のキリキリした雰囲気がリアルに描写されていて切ない気持ちに
なりました。とても共感できます。
・教室内のいじめで教室に入れなくなったり、自分の気持ちを伝えられずつらかったり、
ところどころの話に共感したり、それは違うんじゃないかなと思ったりして面白かったです。
・学校生活を送る中で起こるいじめをリアルに書いてあり、それによって被害を受けた方の
苦しさなどの気持ちが書かれていて、読んでいてとても心がギュッと苦しかったです。言葉
では簡単だけど、改めて個々が自分らしく生きられて、ありのままでいられる学校、社会で
あったらいいなと思いました。
上伊那の高校図書館では他の候補作も含め、しばらく本を展示しています。
この機会にぜひ手に取ってみてください。
【上伊那SLA】
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