2018.02.22 [ 商工観光課 ]
鹿教湯温泉で「認知症予防の為の講演会」が開催されました。
「認知症」とは、アルツハイマーなどの疾患によって脳に障害が起こり、日常生活に支障が出た状態のことを指します。
認知症によって起こり得る行動や気持ちの変化は、「物忘れ」のほかにも、「徘徊」、「抑うつ」、「暴力」や「妄想」など様々。。。
そういったものは、認知症患者が「不快感」や「不安」など緊張することによって引き起こされるため、周りの人がしっかりと認知症について理解し、不安や困りごとを解消してあげることがとても重要です。
現在、認知症を根治する治療法はありませんが、一部の認知症では、薬物治療で進行を遅らせることができ、早期治療ができれば、認知症の進行が緩やかになるそうです。
また、
青魚や大豆製品などの食べ物
週3回以上の有酸素運動(頭も一緒に使うことで効果的!)
脳を使う新しいことへの挑戦
など、運動や食事などの生活習慣を整えることで、認知症発症を予防できる可能性があるそうです。
有酸素運動では、歩きながらしりとりや計算、川柳を考える等を交えながら、いつもより大股で少し早く歩くなど、手軽で無理のない運動習慣を身に着けるのが効果的!
「自分は(家族は)認知症かもしれない。」など心配に思う方は、ぜひお住まいの地域の役場、または地域包括支援センターに相談してみてください。
「健康に生きる秘訣」については、こんなことを教えていただきました。
人間は50歳までに肉体的成長から精神的成長を経て、50歳以降は、だんだんと肉体的・精神的に衰退が始まります。
しかし、衰退をネガティブに考えるのではなく、年を取ることの魅力を楽しむことが大切で、その魅力を楽しむには3つの秘訣があるそうです!
その秘訣とは、
笑顔(心理的なゆとり) ⇒ 自然な笑顔を持ち、常に笑顔でいること。
精神的な豊かさ(前向きな生き方) ⇒ 自分の年齢を受け入れ、ポジティブに生きること。
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