じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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みんなで支える森林づくり上田地域会議を開催しました

林務課 山の上のポチャです。

9月25日、令和6年度第1回みんなで支える森林づくり上田地域会議を開催しました。

この会議は、地域の豊かな森林資源を健全な姿で次世代に引き継いでいくため、上田地域における「長野県森林づくり県民税」(通称:森林税)を財源とした施策等について、広くご意見をいただくことを目的に設置しているものです。

会議に先立ち、上田市飯沼地区の開かれた里山の整備・利用事業、東御市西海野の市町村森林整備支援事業の現場を視察しました。

〇 飯沼自治会里山環境プロジェクトチームのみなさんは、「古里の環境は自ら守る」との思いから平成29年から活動を始め、森林税を活用して森林資源の利活用や防災・減災対策としての環境保全活動などの取組を行っています。

整備した里山公園は保育園児や地域の皆さんのお散歩コースになっています。そのほか松くい虫の被害木を利用した積木づくり、薪やきのこ原木の生産を行うなど活発に活動されています。

〇 森林税を活用した事業のひとつに市町村森林整備支援事業があります。東御市西海野地区では令和5年度にライフラインの保全整備として、倒木のおそれがあるアカシアなどの危険木の伐採が行われました。アカシアは生命力が強く、伐ってもぼう芽して成長するため、継続的な除去が必要です。

その後、上小森林センターで行った会議では、
「現地を見たことで、とても勉強になった」
「森林税を活用して、県民が主体的・能動的に活用できるものがあるのであれば、そのような視点でのPRが必要」
「森林税をどのように使っているのかをPRしてほしい」
「森林の若返りは大切。初期保育に力を入れてほしい。」
「苗木を植えた後、森林がどのようになっていくのかを知りたい」
「伐採された木がどのように使われているのかを知りたいし、周知してほしい」
「森林税を活用した参加型の活動があるとよい」
「里山整備で人件費に対する補助があるとよい」
「林業も大切だが、それを製品として提供する製材業のPRや人材育成が必要」
など構成員の皆さまからたくさんのご意見をいただきました。

森林・林業についてより多くの皆さんに伝え、理解していただくことの重要性を改めて実感しました。

いただいたご意見を参考とし、引き続き持続可能な森林づくりに取り組んでいきます。

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