2012.12.17 [ 林務課 ]
松くい虫被害材チップ化研修を開催しました
林務課です。
ちょっと名前が長いのですが、「松くい虫被害材チップ化処理の実演研修」なるものを12月12日に開催しました。
松くい虫の被害にあって枯れてしまったアカマツの木を大型の機械を使って細かく砕き、遊歩道の敷材料等としての用途を探ろう、というものです。
登場した大型機械は3種類。
その1はグラップル。
アームの先についているいる大きな爪で、太い丸太も軽々と掴みあげることができます。
山積みされた被害材を次々にチッパー(木を砕く機械)へ投入します。
その2はチッパー。
お釜のような部分に投入された丸太を、その下に設置されている頑丈な刃が高速で回転し、細かく砕いていきます。
できあがったチップはベルトコンベアで排出されます。
その3は吹付け機。
タンクに詰め込んだチップを、強力な風を使って直径10cmほどのホースの先から勢いよく吐き出すことが出来ます。
遊歩道や公園の植え込みなどへチップを敷きならすのにとても便利です。
今回の研修は上小林業振興会等が主催し、市町村、森林管理署、森林組合の職員など約30名の参加を得ました。
会場は上田市東山の市有林内で、上田市が実施している松くい虫被害材の処理事業に併せて行いました。
大量にできあがったチップは、市内の公共施設などで使われる予定です。
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