2018.09.04 [ 林務課 ]
治山のいろは~流路工編~
どうも!上田地域振興局 森暮らしのねってぃです!!
今回も、上田市小平六の現場にお邪魔するよ!
(前回までのはなしはこちら!↓)
https://blog.nagano-ken.jp/josho/rimmu/37449.html
今回は「流路工の工事」について紹介するよ!
さて現場はどのようになっているかな?
このコンクリートの塊は「帯工(おびこう)」というんだ、
長い流路は、水や土砂の流れ・渓流の傾きにより、位置が動いてしまう恐れがあるんだ。
そこで、一定間隔ごとに流路の位置を固定するため、帯工を設けるんだ。
平面図(真上から見たもの)や側面図(真横からみたもの)を見てもわかるように、帯工が下にも横にも少しでているのがわかるよね!
この出っ張りにより位置が固定されズレることを防ぐことができるんだ。
帯工の間隔は傾斜等により異なり、この現場では190mの流路に対し8つの帯工を設置するよ!!
帯工が完成したら、ついに鉄線枠の設置?……の前に
鉄線枠の入れるスペースを重機で掘削します!
掘削にはバックホウ(油圧ショベル)という重機を使うよ。
写真にある木の棒は「丁張(ちょうはり)」といって、丁張を目安に掘削の角度や高さを決めるんだ!
職人の手にかかれば、これほど綺麗に掘削できるよ!すごいね!
次の工程は、ついに鉄線枠を設置するよ!
鉄線枠についても次回詳しくお話しするからお楽しみに!!
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