糸魚川-静岡構造線断層帯で地震が発生し、管内で最大震度6強を観測したことを想定して、11月2日に上田合同庁舎で防災訓練を行ないました。
訓練の方法は「状況付与型図上訓練」。
被害状況が記された「状況付与カード」が担当する班に配布され、与えられた状況についてどう対応するかを検討していく訓練です。
「○○トンネルの手前の道路に土砂が流出し、渋滞が発生」。「各地で断水が発生し、○○市から給水車の応援要請があった」「○○地区の宿泊施設が損壊し、多数の宿泊客が安否不明」・・・といった状況が次々と付与され、各班で現場の状況確認や関係機関への情報伝達等、それぞれ対応を検討しました。
この後、災害対策本部上小地方部会議を開催。各班長から被害状況の報告を受け、訓練は終了。
災害はいつ起きるかわかりません。今回はあらかじめ想定した状況について検討しましたが、実際は様々な事態が起きることが想定されます。この訓練が今後の防災対応等の一助になればと思います。
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