2012.04.18 [ 職員のみつけた情報コーナーまちづくり ]
上田の「つるし飾り」 その2
商工観光課のF1号です。
上田市別所温泉にある「あいそめの湯」で行われているつるし飾りについては、4月10日に紹介しました(記事はこちら)。
今回は、「上田城千本桜まつり」にあわせ行われている「季節のつるし飾りと人形展」を紹介します。
これは、「蚕都上田プロジェクト」と「上田さくら会」が主催しているもので、上田城跡公園横の「蚕都上田館」で、4月7日から4月22日まで行われています。
上田のつるし飾りについてのおさらいです。江戸時代後期の上田地方では、初節句を迎えた女の子の健やかな成長を願って、厚紙を絹などで包み、刺繍を施した桜の花、鶴亀、海老や鳳凰などの「つるしもの」を贈る風習が盛んだったようですが、幕末頃に途絶えたそうです。しかし、10年ほど前から、地元の主婦で構成する「つるし飾りの会」が復興に取り組み、だんだん認知度も上がってきました。
ここで行われている展示会では、つるし飾りだけでなく、上田紬や古布をリサイクルして創作した人形も飾られています。色鮮やかなつるし飾りとかわいいお人形がバランスよく配置されていて、とても華やかです。
そろそろ上田城跡の桜も見頃を迎えるでしょう。花見もかねてご覧になるのもいいと思いますよ。
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