じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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青木村のそば タチアカネ 白い花と赤い実

農政課のパタリロ・マミネール3世Jrです。

青木村で栽培されているソバの新品種「タチアカネ」の花が咲き、実がつき始めたと聞いたので、早速行ってきました。

 


タチアカネは、旧長野県中信農業試験場(現:野菜花き試験場)で開発され、平成21年度に農水省の農林認定品種に指定された新しい品種です。

タチアカネの名前は、次の二つの特徴から付けられたらしいです。
まず、「タチ」は、栽培しているときに倒れにくい(耐倒伏性)ことからだそうです。
また、このそばの実の色は、収穫するときには普通のそばのように黒っぽいものになりますが、途中の成長過程の実は、写真のように赤いんです。それで「アカネ」。
「タチ」+「アカネ」=「タチアカネ」。

この日は、青木村の標高約1,000mの山の中にあるタチアカネの畑にご案内いただきました。青空が広がり、緑に囲まれた中に畑はありました。一面の白いそば、白いじゅうたんを敷き詰めたよう。その中にちらほら赤い色が見えます。

タチアカネは、上から見ると白い花しか見えませんが、下からのぞくと、花の下に赤い実がいくつも実っています。赤い実は、そのうち黒っぽくなってしまいます。
背丈は140cm程度でしょうか。茎が太く、いかにも倒れにくそうです。これで、種を播いてからだいたい1ヵ月半。10月半ばには収穫できるそうです。

タチアカネは青木村を通る国道143号線沿いでも見ることができるので、開花時期には訪れてみてはいかがでしょうか。

そば粉になったタチアカネも今から楽しみです。昨年の粉で打ったそばは、前にこのブログでお知らせしました(こちらをどうぞ)が、新そばで早く打ってみたいですねえ。

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