2013.04.14 [ 職員のみつけた情報コーナー歴史 ]
上田の歴史的遺産~重要文化財の繭倉が公開中!~
地域政策課のHです。
上田市は製糸業の盛んな地域だったことは皆さんご存知ですよね。
笠原工業さんにある繭倉は、国指定重要文化財として指定されるなど、日本の製糸業の中心地であった長野県の近代化を物語る重要な建築物です。
今回この繭倉を上田城千本桜まつりの開催に併せて4月5日から公開しています。
そこで、普段は中を見ることができないこの繭倉をこの機会に見学してきましたので、ご紹介します。
繭倉とは、生糸の生産過程において、糸を取る直前の乾燥させた蚕の繭を保管するための倉のことです。
笠原工業さんでは、この繭倉を公開するとともに、繭倉内で「達磨展」、「ランプシェード展」などを開催しています。
まずは鉄筋コンクリートの繭倉から。
繭倉の中はこんな感じです。
ここでは様々な達磨が展示されています。
中には真田幸村をイメージしているようなダルマも。変わったダルマも沢山あって見ていて面白いですよ。
続いて、木造の繭倉に向かいます。
木造の繭倉では、「手作りランプシェード展」が開催されています。
このランプシェード、上田紬などを使って手作りで製作したもので、うす暗い倉の中で幻想的な雰囲気を醸し出しています。
この木造の繭倉は5階建てですが、最上階はこのとおり。
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