じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

鐘が鳴るなり長谷寺

地域政策課のK2であります。
上田市真田の「長谷寺」にやってきました。
「はせでら」ではなく「ちょうこくじ」です。

この寺は1547年に真田幸隆(昌幸の父、幸村の祖父)が上州安中の長源寺から和尚を招き、真田山種月院「長谷寺」としたことが始まりとのこと。
真田昌幸の長子である信之の代に、松代に領地が移された際、「長国寺」を建立。上田の長谷寺は松代にある長国寺の末寺となっています。



参道には大きな石の門があります。アーチ形をしていて、上の方には六文銭が刻まれています。一つの石から切り出されたと伝えられ、また創建当時のものとも言われています。お寺ではあまり見ない形ですね。


ここには、真田公の墓所があり、中央が真田幸隆、向かって左が幸隆夫人、右側が真田昌幸の墓とのこと。

墓所の前にはお賽銭が六文銭の形に置かれていました。初めて見ると結構新鮮な置き方で、ちょっと驚きというか、なるほど!と納得。(さすがに500円玉でやっている人はいませんね。K2はせいぜい10円玉で60円が限界です。)

境内には鐘があって、自由に撞くことができます。
せっかくなので、ちょっと控えめに鳴らしてきました。
ご~~~ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・鐘の余韻って実にいいですね。煩悩が一つ消えたかな?
よく見ると鐘の上部にも何気に六文銭が刻まれています。
今までいろいろなお寺を拝観しましたが、鐘を自由に撞けるお寺って意外と少ないと思いませんか?(鐘撞きが大好きな皆さん、ここもおススメですヨ)

この日も県外からの観光客がこのお寺を訪れていました。(歴男・歴女?)
信州もようやく秋の足音が聞こえてきましたが、真田ゆかりの地を巡り、歴史風情を感じてみてはいかがでしょうか。

真田氏ゆかりの地

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