2016.01.20 [ 職員のみつけた情報コーナー自然・花便り ]
信州の山に登ろう!~スノートレッキング「浅間山」を見に行こう!編
みなさん、こんにちは~!
環境課のサイクリストKです。
前回のブログで、菅平高原の四阿山頂から見える「浅間山」の姿を紹介しましたが、その姿がとても美しく魅力的だったので、年明け早々、浅間山の外輪の山へ登ってきましたのでその様子をお伝えします。
浅間山の外輪山は、小諸の車坂峠(高峰高原)から登山道があり「黒斑山」、「蛇骨岳」、「千人岳」、「鋸岳」と東へ向かって、浅間山の北側を取り囲むようにギザギザの尾根が続いています。
今回は「表コース」から山に入りますが、登山道にはうっすらと新雪が積もっている程度、スノーシューは不要でした。黒斑山へは標高差400mくらいの登りになりますが、表コースは緩やかで景色の良いルートです。
林の中で木漏れ日を浴びながら歩き、ガレ場では佐久平方面の景色を見渡したりと、序盤から気持ちの良いトレッキングを楽しみます。登り始めて1時間ほどで、目の前に大きな浅間山が現れました。「槍ヶ鞘」と呼ばれる場所です。近くで見ると、やっぱり迫力ありますね~浅間山。
そこから先は、右側に浅間山を眺めながら、険しい崖沿いの登山道を登ることになります。
15分ほど登ると、次の絶景ポイントで大きな溶岩が積み重なった「トーミの頭」と呼ばれる高台に到着です。眼下には「湯の平」と呼ばれる浅間山の広い裾野が見えて、素晴らしい眺めです。
さらに15分ほど登ったところで「黒斑山」(2404m)の山頂に到着。噴煙を上げる火口近くが見えるようになりました。
黒斑山の山頂から先はちょっと狭い稜線歩き、浅間山を取り囲むように並ぶ険しい山の尾根を、アップダウンを繰り返しながら歩きます。
次の山頂は「蛇骨岳」、ここまで来ると南北の景色が広がるようになり、周囲もゴツゴツとした岩だらけになります。
もう少し先へと足を延ばし、さらに狭くなった稜線を歩いて「仙人岳」の山頂までやってきました。ここまで来ると、浅間山がさらに近づいたように感じます。
この先にもう一つ、「鋸岳」の山頂があるのですが、この先は雪が多く見えたので、今回はここで引き返すことにしました。帰りの狭い尾根歩き、今度は右側に菅平高原、その先に志賀高原の山並みが現れます。数日前に登った「四阿山」の白い山頂がよく見えました。浅間山から眺める四阿山も良い眺め・・・それぞれの山頂の景色を見比べて楽しむのもいいものですね。
帰りは黒斑山やトーミの頭に向って同じルートを戻ります。崖際歩きの行程ですが、登山道はしっかりと踏み固められていたので、そんなに怖い場所もなく、槍ヶ鞘から先は浅間2000スキー場や、篭ノ登山などの湯の丸高原方面の山並みを見ながらゆったりと下山しました。
例年よりも積雪量は少ないようですが、やっぱり白く雪化粧をした浅間山は魅力的です。また、高峰高原から黒斑山へのトレッキングコースは眺めが良くて、登りやすいルートでお勧めですね。
また、ブログを書いているうちに、まとまった「雪」が降ったので、次に行く時にはモフモフ雪歩きを楽しめそうですよ!
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