こんにちは　長野県選挙管理委員会です。

９月20日（水）、上田市選挙管理委員会と共に、長野県上田養護学校高等部３学年生を対象とした選挙出前授業を行いましたのでご紹介します。

選挙出前授業は、県内の学校を対象に、選挙や政治について理解を深めてもらうため平成27年度から実施しているものです。
平成28年６月に選挙権を得られる年齢が引き下げられ、18歳以上の高校３年生は選挙権を持つことになりました。このため、高校生の頃から政治や選挙に関心を持って、自分のこととして考え、判断して、そして投票に行っていただきたいという趣旨で実施しています。

さて、当日は約30名の生徒さんにご参加いただきました。
初めに、パワーポイントを用いて、選挙の流れや投票時の注意点などを説明させていただきました。
途中で、「投票は何歳からできるの？」「投票日当日でなければ投票できないの？」といった内容の二者択一クイズをいくつか出題しました。皆さん積極的に参加して回答してくださり、選挙を自分事として考えていることに感心させられました。

　
講座の後は、上田市選挙管理委員会から本物の記載台や投票箱をお借りして、模擬投票をしていただきました。
皆さんには事前に配布された入場券をもって入場し、投票の仕方について説明を受けます。その後、受付をして入場券と引き換えた投票用紙をもって記載台で支持する候補者名を記入します。

模擬投票後、開票作業の様子もご覧いただきました。

最後に、選挙の現状として若者の投票率が低いことを伝え、18歳の生徒の皆さんが積極的に投票へ行ってほしいということをお伝えしました。

今回の出前講座の終了後、生徒の皆さんからは
「18歳で選挙に行けることを知らなかった。」「投票のやり方がわかった。」「選挙はこんなふうにやるんだとわかってよかったです。」「人の暮らしをよくするために、誰を代表にしたいかを決めるのが選挙で、自分が一番良かったと思う人を選ぶということがわかった。自分はまだ選挙のことを詳しくなかったので、聞いてよかったと思いました。」など、感想をいただきました。

今年１月の実施に引き続き、上田養護学校様には感謝申し上げます。
今後も選挙管理委員会として選挙啓発に取り組んでいきたいと思います。