長野県では、高度な技術や革新的・独創的な製品を「NAGANO　ものづくり　エクセレンス」として認定し、国内外に広く周知するとともに、県事業を活用した支援を行い、更なる事業展開を促進しています。

この度、この「NAGANO　ものづくり　エクセレンス　２０１７」に中野市の株式会社コシナ様の製品が認定されました。

受賞された製品は「写真用　超広角レンズ　Voigtlander  10mm F5.6」というレンズで、焦点距離１０ｍｍの世界最広角１３０°を実現したフルサイズフォーマット用、超広角マニュアルフォーカス単焦点レンズです。

このレンズの優れている点は歪曲偏差（画面が被写体と相似にならず歪んでしまうこと）を極限まで補正することで、魚眼レンズとは異なり、写真の周辺部まで歪みなく、細部まで忠実な描写を実現したところです。

NAGANOものづくりエクセレンスには、１１件の技術・製品が認定され、その中から特筆すべき商品や技術力、市場性などがあるものには「ものづくり大賞　NAGANO　２０１７」として表彰されたのですが、なんと今年はこのコシナ様のレンズが、受賞されました。

そして、このものづくり大賞NAGANOの授賞式が１０月２０日（金）に長野市のビッグハットで行われました。

受賞時の様子

太田長野県副知事と

山浦ものづくりNAGANO応援懇話会座長との記念撮影

他の受賞者との記念撮影

受賞インタビューを受ける小林社長

授賞式のあと、小林社長にお話を伺うと「今までは地道に励むことをモットーとしていたが、こうして受賞できたことは大変うれしい。今後もよい製品づくりに励んでいきたい。」とのことでした。

この受賞をきっかけに、コシナ様の更なる発展を期待します。