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北信州のスキー場 その5 「野沢温泉スキー場」

商工観光課です。

北信州の冬といえば上質で豊富な雪そして、スキー場

今回は”北信州のスキー場 その5”として、野沢温泉スキー場」をご紹介します。

野沢温泉スキー場は、長野県の北東部に位置する野沢温泉村のスキー場です。

日本のスキー場の中でも、歴史あるスキー場の一つで、今シーズンで開業99周年、来シーズン100周年を迎えます。

(99年前の1923年(大正12年)は、東京駅前に丸の内ビルディングが竣工し、小田原急行鉄道が設立された年。アメリカでは「タイム」誌が創刊された年です。野沢温泉スキー場の歴史の長さを感じます。)

 

最長滑走距離の10,000m、国内トップクラスの広大なスキー場で、国内外から訪れる多くのお客さまで賑わっています。

 

そして、数々の大きな大会の舞台となっているスキー場でもあります。


〈野沢温泉スキー場は、1998年長野オリンピックのバイアスロン競技会場でした。写真は長坂センターハウス内〉

 

野沢温泉スキー場は、村内の有志による野沢温泉スキークラブが創立したスキー場です。

この中でスキー競技選手の育成にも力を入れ、野沢温泉村は多数のオリンピック選手を輩出する村になっています。(過去の県のブログ「オリンピック選手比率が日本一の市町村 野沢温泉村」(2010年2月26日)でも紹介されています!)

 

ゲレンデ

ゴンドラ2基、リフト18基。44のコースとスノーパークがあります。

スキー場自慢のパウダースノーは、山頂に近づくほど、更にパウダー。

雪を踏みしめるとギュムギュムといい音がします

縦に長いスキー場なので、コースが本当に長いです。

やまびこゲレンデからスカイラインコースへの直通コースは、全長4,500m

上ノ平ゲレンデからファミリーレーンを経由して林間コースへと続く初級コースも抜群の長さで、途中で休みながら滑っていく初心者の方もいるほど。

 

長い歴史が培ったゲレンデには、滑る方への配慮が多く隠されていて、初級コースを滑るとそれがよくわかります。

(例えば、初級コースの中に混在する数メートルのやや急な斜面すらも迂回できるよう工夫されていたり、林間コースの要所要所に少し広い空間を作り、小休止できるようにしていたり・・・)

 

そして、景色がキレイ

標高1,650mの毛無山山頂付近から滑走した時の眺めはまさにパノラマ

越後三山(八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳)から北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山 、戸隠山、飯縄山)、遠く北アルプスの山々や日本海まで見えます。


〈撮影した日はあいにくの曇り。晴れていれば絶景が見えます。(1月26日撮影)〉

 


〈前を見ても、左右を見てもキレイな景色がひろがっていました(1月26日撮影)〉

 


〈広いゲレンデ、感動のパウダースノー(1月26日撮影)〉

 

リフト券売り場は3ヶ所あり、そのうち2ヶ所からはゴンドラリフトが運行しています。

宿泊の方は、温泉街から遊ロード(動く歩道)などを経由して日影ゴンドラに乗られることが多いそうです。

そして、日帰りの方は、長坂ゴンドラに乗られることが多いそうです。

 

2シーズン前から運行している新しい長坂ゴンドラリフトは、全長3,129mを約8分で登ります。10人乗りで広々していて、速くて静かでパノラマビュー


〈最新技術を駆使したゴンドラは速くて、乗り心地も快適(1月26日撮影)〉

 

ちなみに、夏は、長坂ゴンドラで上ると、山野草のロックガーデンが出現します。

涼しいガーデン内のテラスで、ピクニックしながらゆっくり過ごせます。


〈夏は、床が透明な8人乗りの限定ゴンドラも運行しています。このゴンドラは、夏もオススメ!・・・いや、夏こそオススメしたいくらい、きれいな景色が見えます。(7月2日撮影)〉

 

キッズエリア・キッズコーナー

日影ゴンドラの麓の「日影キッズパーク」には、ふわふわアイテムや、動く歩道(スノーエスカレータ)が設置されているので、お子様もたっぷり雪遊びができます。

夏も、ここは「ナスキーパーク」としてアスレチックや遊具が設置され、お子様の遊び場になります。


〈日影キッズパーク。場所は「日影インフォメーションセンター」の前。(1月26日撮影)〉

 

日影インフォメーションセンター2階には、キッズ休憩スペース「ナスキールーム」や、事前予約制の「託児所 ゆ~みん」もあるので、日影エリアは、お子様連れの方が過ごしやすいエリアです。

 

食事

ゲレンデ内には複数のレストランが点在していて、スキー場のホームページの「スキー場内レストラン」にて地図付きで紹介されています。

長坂ゴンドラを上ったところにある「レストハウスやまびこ」の「うま辛チーズ牛カルビ」は、長野県のゲレ食No.1を決めるゲレ食バトル2022-23エントリーメニュー。

ほのかに辛く、オーブンで焼かれているので熱々で、冷えた体にしみわたる美味しさです。牛肉の下には、野沢菜を混ぜたご飯が!(辛いのが苦手で不安な方は、どの程度辛いかレストランのスタッフに聞いてみてください。)


〈うま辛チーズ牛カルビなど、魅力的なメニューが並んでいます〉

温泉

「野沢温泉村」という村名にあるとおり、ここは古くから温泉が湧き出る村として知られています。

村の中には、13カ所の共同浴場(外湯)の他、「野沢温泉スパリーナ」には、室内浴場や、水着着用の露天風呂、温水プールがあります。

特に、外湯の一つ「大湯」は、観光パンフレット等によく使われていて、趣ある建築です。

 

その他

日影エリアのジップ・スカイライドは通年営業!全長652m、時速70kmで、一般スキーヤーがスキーで滑るよりも速く爽快です。

 

 

野沢温泉村は、温泉、宿、飲食店、スキー場がコンパクトにまとまっていて、夜も食べ歩き・飲み歩きをされる方々で賑わっています。

なかには、外国の方が経営される飲食店もあり、日本にいながら海外の味も楽しめる場所です。

 

野沢温泉村内までは、飯山駅からバスで約25分。路線バスや、新幹線乗り継ぎの直通バス(野沢温泉ライナー)が運行しています。

村内からスキー場までは無料シャトルバスも走っています。

 

また、〈野沢温泉飯山駅斑尾高原〉をつなぐ「NOTOMAバス」も運行中で、斑尾高原にも行きたいときに便利です。

詳しくはスキー場ホームページ内のアクセスをご覧ください。

 

野沢温泉スキー場が気になった方はぜひ野沢温泉スキー場のホームページをご覧ください。

 

また、野沢温泉観光協会のホームページには、宿泊や飲食等、スキー場周辺についての情報が掲載されています。

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