「笹(ささ)ずし｣は、平成12年に「長野県選択無形民俗文化財」に認定された飯山の郷土料理で、

戦国時代から伝わる野趣豊かな押しずしです。

熊笹の上に酢飯をおき、ゼンマイ、シイタケ、鬼グルミ、大根の味噌漬けの油炒めなど

季節の具をのせた素朴な山里のすしで、笹の香りと素朴で自然な味わいは、

「ふるさと」の味そのものです。

食べ方は、掌の上にのせ、スライドさせながら笹を下に引き、笹から離れたところを食べます。 1

北信合同庁舎から見える風景・・・

青々とした田畑が広がり、農作業をしている人が見え、午前１０時、「こびれ」（農作業の合間に食べる

おやつ（間食）） 2 の時間には、市の有線放送からの音楽がのどかに流れてきます。

飯山地方では冠婚葬祭や晴の日のおもてなし料理でもある『笹ずし』は、「こびれ」にもぴったりですね。

こちらは、時折デリバリーしていただくお弁当。

「笹ずし｣のほか、「芋なます」、「えご」などの郷土料理が入っていて、飯山の味を満喫できる

とっても美味しいお弁当です。

「笹ずし｣は、スーパーでも手に入りますので、地域政策課Ｍは、夕ご飯にいただきました。

お作法に従いまして、手で！　いっただきま～す！！

1　笹ずしに使われる熊笹の収穫時期は、ちょうどこれから１箇月程の間（６月下旬から７月中旬）です。