2019.03.12 [ 北信地域振興局からのお知らせアーカイブ ]
北信での森林税は様々な場所で使われています。
林務課のおちょこです。
今年度1年間で、北信管内でも長野県森林づくり県民税を使用して様々な事業が行われました。
新年度が始まる前に、今年度の長野県森林づくり県民税がどのように使われているか、まとめてみました。
その1。未来を担う子供たちが木に親しみを持ってもらえるように、子供が木工体験を行う体験活動への活用事例です。
学校に生えていた杉の木を、子供たちの手でベンチにする。
少し興味を示さない子もいましたが、何とか完成!
しっかりとしたベンチになって、今も学校に設置しています。
その2.美しい景色を見られるように、景色の邪魔をしている木々を伐採しました。
もともとは木々が生い茂り、まったく眺望がきかない状態でしたが、
邪魔な木々を伐採することで、美しい景色が今年から現れています。
その3、獣が出にくい里山づくりのために、やぶなどの獣の隠れ場を減らすための森林整備を行いました。
少し遠くから撮影したので見にくいですが、よーーーーーーくみると、田畑に近い山際の笹のやぶが刈られています。
こうすることで、森に生きる獣が畑などに下りないようにしているのです。
その4.木の良さを広げるために、県産材のベンチを設置したりしました。
その5.地域住民の方々が、自ら森林整備等を行うための活動に森林税を活用しました。
今後もこの地区では地元の方々が主体となって森林整備を行ったり、森の恵みを生かし地元の柿やくるみを使ったお菓子作りの開発を進めるとのことです。
これらの活用はメニューのほんの一部です。このほかにも森林づくり県民税はさまざまに活用されています。
来年度も森林づくり県民税を活用して、よりよい森林づくりをすすめていきます。
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