2018.11.22 [ アーカイブ ]
雪対策 ~「屋根の雪下ろし作業における墜落防止対策」講演~
こんにちは。
企画振興課 雪山です。
いよいよ冬です。今日の夜からは平地でも初雪があるとか・・・。
今年は、雪が多いのか、少ないのか、住民や事業者にとっては、良い悪いはともかく、とっても気になるところです。
雪に備えて、北信地域では様々な準備が進められています。
飯山市内の路上は、このように街路樹の「冬囲い」がされています。
栄村の住宅は「雪囲い」の準備が。(写真は役場近くの公民館ですが…)
地上に降り積もった雪に、屋根から落ちる大量の雪が加わって、窓際にうず高く積もった雪で窓が押されて破壊されるのを防ぐためです。
また、建設事務所では、下高井農林高校の生徒さんの協力のもと、平成30年11月14日(水)に飯山市中央橋で、「よしず張り作業」が実施されました。
詳しくは、過去のブログをご覧ください。
水の豊富な集落では、「タネ」と呼ばれる貯水池があります。集落の水路を流れる水を利用した消雪の工夫です。過去にブログで紹介していますので、ご覧ください。
その他にも、道路は消雪のための水が噴き出す設備があったり、信号や看板などにも地域独特の工夫がされているものがあります。
さて、話が長くなりましたが、ここからが本題です。
北信地域の住民は、昔から住宅の屋根に積もった雪を下ろす作業を行っています。最近は、自然落下や融雪などの屋根構造の住宅が増えてきており、屋根に登ることも少なくなってきています。
屋根の雪下ろしをしないと、雪による屋根裏への漏水、雨樋の傷み、屋根の損壊、大量の落雪による近隣住宅への被害など、様々な影響も。
また、屋根からの転落など危険性も高いものです。毎年、事故が発生し、近年は特に高齢者の事故が多くなっています。筋力の低下など、若いころと同じようにできないこともその理由だとか。
安全対策のポイントを過去のブログで紹介していますので、ご覧ください。
雪下ろし作業を行う際には、ヘルメットの着用、命綱の着用など安全対策を行うことが推奨されますが、北信地域では、それほど普及していないのが実態のようです。
そこで、「屋根の雪下ろし作業における墜落防止対策」について、おとなり新潟県の取組を紹介していただける講演会が、中野労働基準監督署、一般社団法人中野労働基準協会の主催により、本日(11月22日(木)13:15~)飯山市文化交流館”なちゅら”にて開催されます。(北信地域振興局は後援しています)
どんな対策が行われているのか・・・、
これから、勉強に行ってきます。後日、当ブログで、紹介させていただきます。
それでは。
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