2023.12.12 [ 北信保健福祉事務所からのお知らせ ]
小学校で薬物乱用防止教室を実施しました!
北信保健福祉事務所です
北信保健福祉事務所では、小学校、中学校、高校からの依頼に基づき、
保健所職員(薬剤師)が講師となって、児童・生徒の皆さんに
『薬物乱用防止教室』を実施しています
この『薬物乱用防止教室』とは、児童・生徒の皆さんに、
薬物乱用の危害に対する正しい知識の普及啓発をすることにより、
児童・生徒の皆さんに薬物乱用の現状や心や体に及ぼす悪影響が身近な問題であることを知ってもらうとともに、薬物の誘惑に対する対処法を身につけてもらうことを目的としています
今回、山ノ内町立東小学校の6年生の皆さんにお話しする機会をいただきましたので、行ってきました
最初は、『薬物乱用とは何か』についてのお話しをしました
・薬物とは
⇒大麻・覚醒剤といった違法薬物以外にも、
かぜ薬・痛み止めやお酒・タバコでも薬物になり得ること
・薬物乱用とは
⇒『違法薬物を使用すること』に加え、『医薬品で間違った使い方(オーバードーズなど)をすること』であり、一回でも薬物乱用になること
・未成年がなぜ飲酒・喫煙してはいけないか
⇒有害物質も取り込んでしまい、体の成長を邪魔したり、病気の原因になったりするから
・薬物乱用の影響とは
⇒脳が破壊され、薬物をやめられなくなり、自分や他人を傷つけてしまうこと
自分たちの将来に知っておくべき重要なこととして真剣に聞いてくれました
また、皆さんの印象・記憶に強く残してもらうため、お話だけでなく、クイズやロールプレイング(劇)を取り入れています
ロールプレイング(劇)では、いつも学校の先生方に演者をお願いしているのですが、
なんと
今回は
校長先生が担任の先生や保健室の先生と一緒に演じてくださることに
主人公(担任の先生)と友達(保健室の先生)が、
部活の先輩(校長先生)の色んな誘い文句で大麻の使用に誘われてしまう…という内容です
先生方の熱演によって、インパクトのある内容になったのではないでしょうか
児童の未来のために一肌脱いでいただき、ありがとうございました
最後に、皆さんに「薬物への誘いは断る」と約束してもらい、小学校を後にしました
薬物の誘いは、手を替え品を替え、県民の皆さんにも忍び寄ってきます
安全だ
一回だけならやめられる
外国では合法だ
規制されていないから大丈夫
そんな誤った情報や甘い誘いに騙されず、『きっぱりと断る』ことが大切です
薬物は一度手を出したら後戻りできません
大麻や覚醒剤などの薬物乱用は、自分だけでなく、
家族や友人などあなたの大切な人も傷つけてしまいます
薬物に関する相談は、お近くの保健福祉事務所(保健所)
又は精神保健福祉センター(026-266-0280)までお問い合わせください
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北信地域振興局 総務管理課
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