2025.11.10 [ 北信農業農村支援センターからのお知らせ ]
北信地区特定家畜伝染病防疫演習を実施しました
北信農業農村支援センターの☆彡です。
鳥インフルエンザや豚熱などの特定家畜伝染病は、感染力が強く急速に蔓延することから甚大な被害が生じることは皆さんご存知のとおりです。
北信地区は複数の養鶏・養豚農家があり、もし発生したときに、関係者と連携して迅速に対応し被害を最小限に抑えるため、
10月31日に中野市屋内運動場において防疫演習を行いました。
市町村やJAなどの関係機関・団体に加え、長野県建設業協会(中野支部、飯山支部)や中野警察署といった地域の皆さまにもご参加いただき、防疫作業時に着用する防護服の着脱訓練などを行いました。
鳥インフルエンザは人間にも感染するため、防護服を二重に重ね着し作業する方々の安全を守ります。
そのため隙間なく着ることの難しさや、着衣中の動きにくさ等を事前に体験し、本番時に慌てず安全に作業できるように、という目的があります。
建設業協会の方々には重機を使って埋却作業にご協力いただく役割分担をさせていただいていますが、
「ゴーグルを付けるため視野が思った以上に狭い」といった感想も聞かれました。
また、今回は昨年の鳥インフルエンザと変えて豚熱を対象としたことから、市町村の担当者からは
「豚と鶏では、やることが結構違うことが分かった」といった感想もありました。

脱衣の様子(ウイルスが付着した外側に触れないよう気を付けて)
発生しないことが最善であり、農家さんや関係機関で日頃から病原菌を持ち込まないよう注意を払いご苦労されていますが、目に見えないウイルスが相手であり完璧な対応ということは難しいです。
いざということが来ないことを祈りつつ、もしもの準備に地域の関係者一丸となった一日でした。
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