北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

北信州からごきげんよう

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はたらく くるま(林業編)

 

北信地域振興局 林務課です。

森林整備の現場ではいろいろなクルマが働いています。

今回は、北信地域の森林で働いているクルマを紹介します。

 

ハーベスタ

ショベルカーのバケットの代わりに専用の機械(ヘッド)が装着されており、立木の伐採(伐倒)、枝切り(枝払い)、決められた長さに切断する(玉切り)を、この一台でこなします。

ヘッド

左右に見える手前の赤い爪で木を挟み、固定します。左右の銀色のトゲトゲが、木を送る装置。中央上の銀色のものが、木材の長さを測るセンサー。左奥に見える赤い半月状のものが枝払いの刃(右奥にもあります)。手前の青い箱状の中にチェンソーが収納されています。

立木を爪で挟み、

チェンソーで伐倒します。

伐倒木を送りながら枝を払い、決められた長さに玉切ります。

玉切りを繰り返します。

ちなみに、このハーベスタはエアコン完備です。

 

フォワーダ

丸太をトラックが入ってこれる広場まで運搬し、太さや長さなどの規格や用途ごとに分けて積み上げます。

背中に背負った黒いクレーン状のものはグラップルクレーンといって、先端に丸太を掴む装置が装着されており、これで丸太を掴んで積み下ろしを行います。

森林作業道など未舗装で傾斜のある道でもクローラーで難なく進みます。

この車両は5トンの木材を積んで運ぶことができます。

 

この他にも、いろいろなくるまが森林内で働いています。

機会があったらまた紹介します。

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