北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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やしょうま作りに初挑戦!

みなさん、こんにちは!
北信保健福祉事務所に勤務している新人管理栄養士です

今回は、地域に伝わる郷土食やしょうまをご紹介したいと思います

やしょうまとは、お釈迦様の命日である2月15日(釈迦入滅の日)、仏壇に供えるために作られる米の粉でできた細長い団子のことを言います。
作られる時期は、前日の2月14日、または月遅れの3月14日頃が一般的です。

このやしょうまという名前には、様々な言い伝えがあります。
一つはお釈迦様が臨終のときに、弟子の‘‘ やしょ ”が丸い団子を細長くしてあげたところ、わずかに開いた口に入り「やしょうまかったぞ」と言われたことが由来になったとか・・・。
他には、団子を作る際に、片手で生地を握った形が、骨ばった馬(やせた馬)の背中に似ていることから、やせうま ➡ やしょうま と呼ばれるようになったとも言われています。

それから呼び方も‘‘  ハナダンゴ  ” や ‘‘ ミミダンゴ  ”などと呼ぶ地域もあるようです。
おもしろいですね!

わたしは今回、中野市食生活改善推進協議会のやしょうま講習会に参加し、食生活改善推進員(食改)さんに教えていただきながら、やしょうま作りを体験してきました

まずは作り方を簡単にご説明します
今回は、信州のPRキャラクターである「アルクマ」をモデルにした模様と「山茶花(さざんか)」を作りました。

① 材料(米の粉、食塩、砂糖)を合わせ、熱湯を注ぎ、よく捏ねます。
ここに水で捏ねた白玉粉を入れ、さらに捏ねます。
② ①を小さくちぎり、蒸し器を使って20分間蒸します。
③ 蒸し終えたら一度冷水にとり、水を切ったら、再び捏ね、生地を一つにまとめます。
④ ③を、作る模様に応じて必要量ごとに分け、それぞれに色付けをしていきます。

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