2015.10.31 [ アーカイブ ]
信越自然郷の自然 ~滝編~ 「幻の滝」
はじめまして! 地域政策課の二代目WJEと申します。
今回、私からは、信越自然郷の自然と題し、滝編「幻の滝」をお送りします。
「幻の滝」・・・樽滝は、下高井郡木島平村を流れる樽川の上流、国道403号と県道451号(七曲西原線)の交差する辺りに鎮座する神社とそれを守るように聳える樽川渓谷に、年に2回だけ流れる滝です。 (4年前までは、春の1回、玉滝不道明王例祭の際のみの幻でした。)
今年の秋は、10月25日(日)に幻の出現。県内外の車が溢れ(周辺に駐車場はありませんので、現地スタッフの案内に従って)、大勢の方が、紅葉に染まる樽川渓谷からの雄大なしぶきに、カメラのシャッターを切っておられました。
「この滝を見ると幸せになれる」との都市伝説もあり、カップルも多く訪れています。
次回の出現は、来年5月8日(日)。紅葉とは違った新緑の中での樽滝はまた良いものだと思います。今から来年の話をすれば鬼が笑うと笑われてしまうかも知れませんが、年賀状も発売された時期です。今からご予定を立てていただくのはいかがでしょうか。
幻の滝の出現にあわせ、国道を1.5kmほど上った糠千地区ではそば祭り、2kmほど下った木島平村観光交流センターでは樽滝まつりが行われるなど、近くでイベントも行われます。
北信州の山々では早くも雪の便りが聞かれ、来月中旬には里でも雪が見れる頃、あと1月もするとスキー場オープンの時期となった今、北信州の滝は主要道路から歩いて行かないと見ることのできないところが多いので、冬の滝見はほどほどに。
ということで、これから北信州はスノーシーズン。スキーやボードといったアクティビティ、雪を見ながらの温泉、スノーモンキーなどなど見所がたくさん。北陸新幹線(長野経由)なら、最寄りの飯山駅まで、東京から約1時間40分、金沢から約1時間20分。ぜひお出かけください。
<番外編>
〇いいやま湯滝温泉(飯山市一山):千曲川の流れを見ながら内湯でゆったり、せせらぎを聞きながら露天風呂でゆっくり・・・。日帰りのみの施設。弱アルカリ単純温泉で、神経痛、筋肉痛、冷え症、疲労回復、健康増進等々に効能あり。中学生以上510円、小学生250円。
〇東京電力西大滝ダム(飯山市照岡):写真には写っていませんが、ダム前のさくら広場のサクラは見事です。来年の4月中下旬頃(開花情報はその頃ご確認願います。)、訪れてみるのはいかがでしょうか。ダムそのものも道路がゲート支持部の中を通っている珍しい構造です。
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