北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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きれぇだんなぁ「北信州の花」 * りんどう, etc.

長野県の県花   りんどうリンドウ

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リンドウの長野県生産量は全国第2位!

北信州では、飯山市や木島平村を中心に、水田転作と連携した優良種苗の導入による産地の活用化が図られ、

ブルーのほかに、ホワイト、ピンクなども栽培されております。

 

長野県で育った方は、小学生の頃、県木/しらかば、県鳥/らいちょう、県獣/かもしか、そして

県花/りんどう の紫色(ブルー)の写真を社会科の副教材で見ていらしたと思います。

 

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長野県民手帳(*)にも「やや乾いた山地や草地に自生し、9~11月ごろに紫色の美しい花を咲かせます。気品のあるこの花が咲くと秋の深まりを感じます。」と紹介されています。

 

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七夕七種(たなばたななくさ)

リンドウを朝がお(桔梗という説もあります。)に代えてを使い、 秋の七種(ななくさ)を庁舎玄関に生けました。

 

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花

萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

万葉集 山上憶良

 

女郎花(オミナエシ)藤袴(フジバカマ)、そして葛の花に代えて使用したワレモコウが、飯山市を中心に北信州で生産されています。

 

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オミナエシ

なぜ「女郎花」と書くのか? 諸説あるようですが、万葉の昔から愛する美女に見立てて和歌が詠まれていたように、細い茎についた小さな黄色い花が綺麗。

ワレモコウ の暗紅色の粒々を見ると、まだ小さかった頃の田んぼ道の秋の風景が思い出されます。粒々をよぉーく見ると、ひとつの粒に小さくて可憐な花がついているのです。

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