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【黒部ダム】「ブラタモリ」で初めて知ったこと、【室堂】雷鳥と出会えてほっこり

北アルプス地域振興局のKです。

先日、女房と晩秋の「立山黒部アルペンルート」を楽しんできました。

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今、NHK「ブラタモリ」で3回に渡って、黒部ダムから室堂にかけて紹介されているのは、皆さんご存知でしょうか。10月7日、14日の2回は、険しい黒部渓谷の中に、なぜ黒部ダムが作られたかをわかりやすく解説していただきました。「ブラタモリ」で予習、復習をしながらの機会でしたので、より興味を持って黒部ダムとその周辺を散策することができました。

 

まずは、黒部ダム。

天気は曇り空でしたが、ダイナミックな放水に“大満足“でした。

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↑放水量は何と毎秒10m3

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↑ダム堤の高さは186m

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↑ダム堤の逆「くの字」がわかりますか

 

当時の金額で513億円の巨費が投じられ、延べ1,000万人もの人手により、7年の歳月を経て昭和38年に完成したアーチ式ドーム越流型のダム。50年以上前の当時の技術の高さと関係者の熱意に、ただただ脱帽する思いです。

黒部ダムがアーチ式ダムであることは知っていたのですが、ダムの両脇の「くの字」になっているところが重力式の構造で、アーチ式との複合構造であることを、「ブラタモリ」で初めて知りました。「へえ」だったのですが、ちょっと賢くなった気がしてうれしかったですね。

 

次は、大観峰を経て室堂へ。

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室堂では、なんと言っても、雷鳥との出会いです。3羽見ることができました。いずれも女房が見つけて教えてくれたもので、女房に“大感謝“です。

まだ靄がかかった朝方、孤高の雷鳥に出会いました。石の上にポツンと1羽のオス(想像です)、室堂平のミクリガ池の方向を見つめ、風に耐えていました。

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靄が晴れた登山道のすぐ脇に2羽のつがい(想像です)、窪んだ地形に、風を避けるようにじっとしていました。人間がごく近くにいても逃げることなく、見ているこっちがほっこりします。

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とても楽しめた時間でした。皆さんも、アルペンルートに足を運んでみましょう。黒部ダムの観光放水は15日で終了となりましたが、アルペンルート11月いっぱい営業しています。タモリさんと近江アナの訪ねた跡をたどるのも楽しいかと思います。

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