2026.04.27 [ その他 ]
大北地域の「輝く☆看護師さん」紹介 vol.8
全国的に看護師が不足しているなか、ここ大北地域も同じ課題を抱えています。そこで、看護の魅力やこの地域で働く魅力をもっと身近に感じてもらい、進路を考えている皆さんや、大北地域への移住を検討している方にも“看護の仕事”を知ってもらうため、地域の医療現場で活躍する看護師さんを紹介しています。第8回は、北アルプス医療センターあづみ病院で活躍する 黒岩看護師 の登場です。
―ライフステージやキャリアの変化の中でも一貫した“寄り添いの看護”の姿勢-
北アルプス医療センターあづみ病院 黒岩看護師
長野市出身で、新卒からずっとあづみ病院で勤務している黒岩さん。病棟勤務を経て、現在は地域医療連携課で転院調整などを担当。本記事では子育てと仕事を両立しながら働かれている黒岩さんの看護観や、この環境で働く魅力についてお話を聞きました。

黒岩さんは、子どもの頃から病院に行く機会が多く、看護師という仕事を身近に感じて育ったといいます。
中学生の時、突然病気になり入院した叔母の「看護師さんってすごく大変そうだけど、いい仕事だね」という言葉で興味を持ち、高校生時代の1日看護体験が進路選択の後押しとなりました。足浴や配膳を体験し、リハビリ患者さんに寄り添う看護師さんの活き活きとした姿が印象に残り、叔母の話と紐づいたそうです。
病棟勤務時代には、この地域を旅行中に怪我をして入院され、地元病院への転院が必要になった患者さんを担当し、移動中の排泄や足の向きなど細かな点まで配慮しながら転院準備に奔走。「私もまだ要領を得なくて何度も何度も患者さんのところに通い、確認をしながらなんとか準備をすすめました。」と黒岩さん。その後、患者さんから写真付きのお手紙が届き、「手術を受けてリハビリ頑張っています」「こちらにも綺麗な景色があるんですよ。ぜひ来てみてください。」と書かれていたことが忘れられないと語ります。そんな温かい言葉をもらえるなんて思ってもおらず、不安な状況にいた患者さんへ、少しでも寄り添えたのだと感じられた出来事でした。

現在所属している地域医療連携課では、病院間での転院調整を担当。看護師は黒岩さん一人で、事務職と協力しながら、患者さん・家族の希望を踏まえた調整を行っています。病棟での直接ケアとは異なり、病院同士でのやり取りが中心になる難しさもあるといいます。とはいえ、患者さんの希望に沿った転院が叶ったときには大きなやりがいを感じるそうです。
北アルプス医療センターあづみ病院地域医療連携課のごあんない
https://www.azumi-ghp.jp/region/chiiki_info/
また、大北地域で働く魅力として“自然の豊かさ”を真っ先に挙げられました。北アルプスを眺めながらの通勤、季節を感じながらの生活は、仕事と子育てで忙しい生活の中でも癒しを与えてくれる存在。就職後に先輩からのお誘いで始めた登山は、その不思議な魅力にはまってしまったそう。登山口も近く、以前は休日の朝天気を見てから気軽に登山をし、景色や植物の写真撮影も楽しんでいたとのこと。

今は子育て中心の生活になりましたが、池田クラフトパークやちひろ美術館の芝生エリアで遊ぶ時間も、自然を感じられる大切なひとときだそうです。「5月6月頃、水が入った田んぼがキラキラと輝いて見える景色がとても綺麗」と言い、これからの季節を楽しみにしています。

子育てとの両立については、「模索中」と笑いながらも、病院の保育所を利用し、家族や病院の同僚にも助けてもらいながら日々乗り越えている様子を語ってくれました。育児休暇から復帰してからもうすぐ1年。徐々に生活リズムを整えつつ、子どもとの時間も大切にする姿勢が印象的でした。

【取材後の感想】
「患者さんがどうしたら困らないかな?ご家族だったら面会に来られた時にどういうことを教えてもらったら嬉しいかな?我慢しておこうと思っていることがないかな、と気にしていました」と病棟勤務時代の想いをお話される黒岩さんの言葉からは、一貫して患者さんに誠実に寄り添う姿勢が伝わってきました。自然のある暮らしと病院のサポート体制が両立しているからこそ、キャリアも子育ても諦めずに続けられているのだと感じます。
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