2022.11.28 [ その他 ]
東日本大震災で被災した岩手県の三陸沿岸地域を訪ねました。
陸前高田市では、 陸前高田地区のもう1つの工区である高田沖工区と高田松原津波復興祈念公園周辺を訪ねました。
多くの報道により、ご存知かもしれませんが、陸前高田市街地と海沿いの集落は、津波により壊滅的な被害を受けたほか、白砂青松の名勝高田松原の松も流されてしまいました。私が勤務していた頃は、市街地の嵩上げのための造成と海岸堤防(防潮堤)の復旧工事が進められていたところですが、既に堤防は完了し、きれいな公園として整備され、海岸の砂浜には、松の植樹が行われていました。
また、園内には東日本大震災津波伝承館があり、被災の記録などが展示されていますので、陸前高田市を訪れた際は是非立ち寄ってほしいと思います。
その後、公園に隣接する高田沖工区の周辺を歩いて見て回りました。高田沖工区は当時、市街地の嵩上げの土砂の仮置き場所であったため、復旧工事に着手することはできず、市、土地改良区、農業者等と計画に関する調整等を行いながら、事業計画を策定している段階でした。
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