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ヒナを拾わないで~『ひよっこ』の物語を最後まで見届けよう

その答えは、「そっとしておいてください」というものです。

特に、弱っているヒナを見ると人は放っておけないようです。それは先ほど申し上げたベビースキーマにより保護を誘発されているからです。この憐憫の情は本能的なものですからどうしようもありません。冷たいようですが、あえてふんばって、手を出さないでください。野生の生き物には野生の生き方があります。

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↑  公益財団法人 日本鳥類保護連盟ほか共催のキャンペーンチラシです。クリックして拡大表示できます ↑

 

ここで先ほどの『ひよっこ』の話に戻ります。みね子の物語は、タイトルどおり「ひよっこ」の物語です。「ひよっこ」とは鳥のヒナのことで、転じて、未熟な人間のことを指して言います。

ここでは逆に、未熟な人間をとおして鳥のヒナについて考えてみます。というのも、私たちは鳥のヒナより人間のことのほうがよく知っているからです。よく知っているものをとおしてよく知らないものを理解する、当然のやり方です。

先ほどのみね子の物語で、都会で悪戦苦闘しているみね子(=ひよっこ)の姿を見てかわいそうだと思い、急にどこかの大金持ちが現れて、みね子のパトロンになり生活の面倒をみるといいだしたらどうでしょう。衣食住は満たされるかもしれませんが、それでみね子は幸せといえるでしょうか。人間には自分の境遇を自分で切り開いていく力が潜在的に宿っています。そしてそれが発現されたとき、大きな喜びを感じるものです。

物語が教えようとしているのは、ひとりで生きていく力を身につけようということです。みね子はお金持ちに助けてもらいたいと思うことは決してないでしょう。みなさんもみね子が最後まで自分の持つ力で頑張って生きていく姿を見たいのではないでしょうか。

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ヒナがいるんだけど、どうしたらいいという電話があって行ったら、こんなのがいました。

たしかにかわいいですが・・・

 

オマケというわけではありませんが、ヒナの視点でJポップふうの歌を作ってみました。

歌詞しかできていませんのでどなたか曲をつけてみてください。

 

 - A Song for Baby Bird -

かわいそうな目でわたしを見ないでください

食べ物と安全が確保されていても

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