消防団員の夏の祭典とも言える、消防ポンプ操法大会、消防ラッパ吹奏大会の長野県大会がとびきりの晴天のなか、諏訪市で開催されました。

　今年の県大会の開催当番となった諏訪消防協会は、前日から「諏訪消防協会はひとつ！」を合言葉に諏訪市をはじめ６市町村の多くの消防団員により大会の準備を行いました。

　前日準備のほかにそれぞれの仕事終わりの夜に集まってくれた消防署員、消防団員の精鋭達で心をこめて看板等を手作りなど行いました。

　その製作する姿勢からは大会成功にかける意気込みを感じました。

　いよいよ大会当日です。県内各地区を勝ち上がってきた精鋭たち38チームが諏訪中央公園に続々と集まってきました。

 　開会式では阿部長野県知事を始めとして、開催地である金子諏訪市長をはじめ来賓の方々から選手への激励と祝辞をいただきました。

 　競技が始まると、会場に集まった約3000人以上の団員やその家族達から声援が飛び交い、気迫に満ちた選手たちの姿を見守りました。

　一方、諏訪湖スタジアムではラッパ吹奏の部が行われ、スタンドに集まった観客たちを素敵な音色で魅了していました。

　諏訪消防協会のおもてなしのひとつとして、スコアボードに出場順、出場協会・団名、主将の名前を表示する工夫をしてみましたが、訪れた観客の方々から、どの団が演奏してるかわかるのが嬉しいと、ありがたいお言葉をいただきました。

　諏訪消防協会のおもてなしは、ひとつではありません。